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紙の本
先生の白い噓 8 (モーニングKC)
著者 鳥飼茜 (著)
連載開始から4年。誰もが目を背けてきた男女の間に横たわる「性の格差」を描いた衝撃作がついに完結! 自身がレイプし、その後も脅迫を続けた美鈴から”本音”を聞かされ、錯乱した...
先生の白い噓 8 (モーニングKC)
先生の白い嘘(8)
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- 税込価格:4,946円(44pt)
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商品説明
連載開始から4年。誰もが目を背けてきた男女の間に横たわる「性の格差」を描いた衝撃作がついに完結! 自身がレイプし、その後も脅迫を続けた美鈴から”本音”を聞かされ、錯乱した早藤が進んだ破滅への道、「愛すると決めた」早藤の子を身ごもった美奈子の出産、互いに「性」という障壁を乗り越え、愛を育んだ美鈴と新妻に開かれた未来は……?【商品解説】
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電子書籍
感情の渦を巻き起こす ネタバレ有
2018/12/02 18:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
萩尾望都さんが作品紹介文で「暴力的なのに品が良い」と称していましたが、
まさにそういった印象を受けます。
どう感じるかはともかく、受け手の内部を抉ってくる。
静かなシーンでも、鬼気迫るものを感じる頁が多々。
レビューを見ても賛否が分かれておりますが、
個人的にこの作品は賛否分かれてこそだと思います。良し悪しではなく、強いので。
主人公がずっと否定的に捉えていた、暴力的でグロテスクな「性」に対して、
「その性によって生まれてきた自分達の生を素敵なものと思えるように」肯定し始めるのは、
個人的にはとても良かったです。
あくまで主人公にとっての答えでしかなく、人の数だけ解釈できるものでしょうし、
必ず肯定する必要がある訳でもないんですが、
この漫画のストーリーとして、放り投げるのではなく(主人公なりの)結論を出して読者に見せた事がとても素晴らしい。
暴力的で強い作品なので、(正しい間違ってるは別として)落としどころを見つけないと読者をサンドバッグにするだけで終わりになってしまうんですよね。
昨今はセンセーショナルでグロテスクな作品が多いけれど、読者を好き放題にただ殴って終了だとどこか薄っぺらく感じるんです。
鳥飼さんは「おやすみプンプン」の浅野いにおさんとご結婚されたそうで、
それによる化学反応が今後の作品でみられるのではないかと。楽しみです。
電子書籍
それぞれの救い。
2018/05/29 18:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさぎ庵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの登場人物が、最後には皆それなりに救われていて、ほっとしました。特に、初めは「自己中で軽薄だな」と思っていた、和田島や美奈子が見せた度量の深さに感じ入りました。実際、周囲にもこういったタイプの人はいますが、自分は気が合わないし、作品中ほど言動や印象が変わることもないだろうとは思いますが、もしかしたらこういうタイプの人も、実際に付き合ってみたり状況によってはいろいろな面が見えてくるのかも知れない、と思わされました。
紙の本
好きでした
2017/11/15 01:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はこのお話の題材、人物、全てが好きでした。
美鈴と新妻の結末に深く安堵しました。
とても複雑で、纏めるのにご苦労なさったのではと思いますが、嫌な終わり方じゃなく良かったです。
ただ、ミサカナのお兄さんのお話を深く掘り下げて頂きたかったです。とても気になっていたので。
でもきっと全てに何か意図があったのでしょう。
素晴らしい作家さんの次回作に期待します。鳥飼先生の別の雑誌で連載中の漫画も面白いですよ。
紙の本
白先生8
2023/05/29 12:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生の白い嘘(whitelie:相手の為の嘘)は、いつどこで?凌辱を告発せず、自分の心に蓋をした事を指しているのだろうか。さて、終業式での先生の演説、人がこの世に存在することを「愛の一部」と信じる事。そして美奈子が早藤と子供を「愛する」と決めた事、これはスッと入ってきた。私は好きになることや性欲は「愛の一部」。「愛の全て」は相手の人生も自分事として考える事と思っている。結婚する時に妻の両親に誓ったし、両親が没した今、妻を愛せるのは自分だけだと強く思っている。冒頭の漱石のこころ、心は描くが愛は描いていない。
紙の本
完結
2017/11/20 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nixson - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあハッピーエンドですかねぇ。
早藤はもっと懲らしめた方がカタルシスが感じられて良かったんじゃないかなぁ。
長年、主人公にとってはもちろんだけど、読者にとっても憎悪の対象だったわけで。
死んで逃げるなんていうメンタルであって欲しくなかった。
思いあがった絶対的な糞野郎のまま地に落として欲しかったよ。
というか、実際はあの手のやつってのうのうと要領良く生き続けるはずなので、これでも十分過ぎるくらいやってやったと言えなくもないんだけどね。
主人公の親友が早藤にブチ切れたところは良かった。本巻のMVPだねぇ。
電子書籍
無いわー
2017/10/25 20:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
終業式、みんなの前で美鈴と新妻キス。
淫行の証拠写真ばっちり撮られてるのに、高校は退職したけど養護教諭として中学で実習中の美鈴。
無いわー。本人達は真実の愛だろうが何だろうがこんな教師がまた教育現場に戻るとか有り得ない。
思わせぶりだったミサカナの兄のエピソードも放置のまんま。