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紙の本
経済と人間の旅 (日経ビジネス人文庫)
著者 宇沢弘文 (著)
経済学は、人間を考えるところから始めなければいけない−。戦後日本を代表する知識人・宇沢弘文が、自身の生い立ちからこれまでの歩み、混迷する近代経済学の課題、戦後経済学の発展...
経済と人間の旅 (日経ビジネス人文庫)
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商品説明
経済学は、人間を考えるところから始めなければいけない−。戦後日本を代表する知識人・宇沢弘文が、自身の生い立ちからこれまでの歩み、混迷する近代経済学の課題、戦後経済学の発展などについて綴った唯一の自伝。【「TRC MARC」の商品解説】
【本書の目次】
第I部 私の履歴書
経済学者―人間回復、考える時に 米子生まれ―教育・医療を尊ぶ風土 一家上京―父が商売失敗、苦境に
一中の自由―高度な数学、熱中する 勤労動員―作業抜け出し川遊び リベラルアーツ―ゲーテを心に
三人の師―解説に目からうろこ 米国へ 結婚―在米の飲み友達が縁に、新居はヴェブレンの旧宅
実績―最適成長理論に挑む シカゴ大へ― ちらつくFBIの影、窮屈さに決断 学ぶ者たち―数理経済学の聖地
学者の戦い― 強い個性に火花散る、弟子を破門する厳しさも ケンブリッジ―旧制高校に似た自由
モスクワで―ソ連外務官僚と応酬、サハリン抑留放置に憤り 徴兵の苦しみ―学生の大学占拠、米在住を悩む
帰国―東大改革の作業参加 水俣病―公害問題、のめり込む 第二の危機―新古典派論文で批判
危険・自然破壊に衝撃、『自動車の社会的費用』を出版 人間の心―陛下のお言葉に衝撃
法王からの手紙―新たな回勅作りに参画 地球温暖化―比例的炭素税を考案
都市の再生―「人間の回復」目指す
第II部 人間と経済学
混迷する近代経済学の課題 拡大する新たな不均衡 現実から遊離した新古典派― 偏向した命題を導く
ヴェブレンとケインズ経済学 戦後経済学の発展 社会的不均衡の理論 過去から未来への課題
地球温暖化を防ぐ ケインズ主義を問う― 崩れた「一般理論」の政治思想 二十世紀とは何だったのか【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 私の履歴書
- 経済学者―人間回復、考える時に
- 米子生まれ―教育・医療を尊ぶ風土
- 一家上京―父が商売失敗、苦境に
- 一中の自由―高度な数学、熱中する
- 勤労動員―作業抜け出し川遊び
- リベラルアーツ―ゲーテの考え方、心に
- ラグビー部―腹減り退部、許されず
- 東大数学科―入試途中退出で合格
著者紹介
宇沢弘文
- 略歴
- 元東京大学名誉教授
1928年生まれ。51年東京大学理学部数学科卒業、56年スタンフォード大学経済学部研究員、58年同助手、59年同助教授、60年カリフォルニア大学バークレー校経済学部助教授、61年スタンフォード大学経済学部準教授、64年シカゴ大学経済学部教授、68年東京大学経済学部助教授、69年同教授、89年東京大学を定年退官、新潟大学経済学部教授、中央大学経済学部教授、同志社大学社会的共通資本研究センター所長などを経て、2014年死去
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