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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/10/31
- 出版社: 勉誠出版
- サイズ:22cm/329,58p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-585-22188-3
- 国内送料無料
紙の本
サクロ・モンテの起源 西欧におけるエルサレム模造の展開
著者 関根 浩子 (著)
パレスティナの代用聖地、プロテスタントに対するカトリックの要塞など様々に解釈されてきた山上の聖地、サクロ・モンテ。中世の聖地模造の伝統を受け継ぎ、北イタリアで独自の近世的...
サクロ・モンテの起源 西欧におけるエルサレム模造の展開
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商品説明
パレスティナの代用聖地、プロテスタントに対するカトリックの要塞など様々に解釈されてきた山上の聖地、サクロ・モンテ。中世の聖地模造の伝統を受け継ぎ、北イタリアで独自の近世的形態を獲得したその歴史を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
エルサレムの一種の模造建築、聖地パレスティナの代用巡礼施設、プロテスタントに対するカトリックの要塞などさまざまに解釈されてきた宗教施設「サクロ・モンテ」。その起源は、聖地巡礼の実践の必要性が次第に失われた中世以降、危険な長旅を敢行できない者に巡礼の機会を提供すべく導入された代用の巡礼地の最終形態、「代用エルサレム」にある。
中世西欧の巡礼や聖地模造の伝統を受け継ぎ、北イタリアの宗教的諸事情の中で独自の近世的形態を獲得したその歴史を明らかにする。【商品解説】
目次
- 序
- 第一章 「サクロ・モンテ」の定義と研究史
- 一 「サクロ・モンテ」の定義
- 二 イタリアのサクロ・モンテ研究史
- 第二章 一五世紀以前の西欧におけるエルサレムの模造建築
- はじめに
- 一 キリスト教徒のエルサレム憧憬とその模造の伝統、並びにサクロ・モンテの関係
- 二 一四世紀以前のエルサレムの模造建築
- 三 一五世紀のエルサレムの模造建築
- 結び
著者紹介
関根 浩子
- 略歴
- 〈関根浩子〉1963年埼玉県生まれ。筑波大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。崇城大学芸術学部美術学科教授。専門は西洋美術・文化史(特にイタリア)、日本近代美術・文化史。
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