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読割 50
紙の本
父子の峠 (祥伝社文庫 日暮し同心始末帖)
著者 辻堂魁 (著)
年の瀬、騙りに遭った老夫婦が自裁した。代理の定町廻りを命ぜられ、掛となった日暮龍平が探索にあたり、若い猿引き夫婦を捕縛する。夫の作造は斬首となり、妻のお楽は病身のため無罪...
父子の峠 (祥伝社文庫 日暮し同心始末帖)
父子の峠 日暮し同心始末帖
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商品説明
年の瀬、騙りに遭った老夫婦が自裁した。代理の定町廻りを命ぜられ、掛となった日暮龍平が探索にあたり、若い猿引き夫婦を捕縛する。夫の作造は斬首となり、妻のお楽は病身のため無罪放免とされたが…。〔学研M文庫 平成27年刊を大幅に加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
ここだけの話 | 7−24 | |
---|---|---|
猿屋町 | 25−116 | |
倅には倅を | 117−196 |
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紙の本
素敵なシリーズでした。
2019/12/24 08:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「その日暮らしの龍平」は、旗本出身の龍平に対する奉行所役人のやっかみだろうとは思いながら読み進めてきました。
もともと龍平は素敵な男だったのです。
麻奈が子どもの時に一目惚れしたほどですもの。
日暮家に婿養子で入り、舅達広・姑鈴与にも慕われ、下男松助が忠実に仕え、俊太郎と菜実が生まれ、龍平自身成長してきたのを好ましく思います。
それでいて偉そうな素振りは全くなく、宮三や寛一ら手下との関係も良好。
お話は終わりましたし、時代は今と全く違うし、そもそも作り話の世界なのですが、龍平たちが幸せでいてくれるよう祈りたくなりました。
豊かな読後感に包まれています。