「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
多様でファジイな贅沢世界を、「古典法則」「近代法則」「現代法則」の3つの基本パターンに分けて解明。消費市場の未来予見に活用できる知識を提供する。【「TRC MARC」の商品解説】
マーケティング研究の第一人者が、現代を語る上で主要なイシューの一つである贅沢を幅広い視野から捉える!
高度成長を経て必需品が一通り行き渡った日本では、マーケティングを考える上で「贅沢」は永らく、重要なキーワードとなっている。この本で、マーケティング研究で日本の学界を牽引してきた著者は、贅沢や消費に関連する古典や資料を渉猟し、贅沢の法則を提示する。
贅沢は、その定義が難しい。単に大きな金額を消費するというだけでなく、世間において他者のまなざしにも晒されることが多いため社会的な視野を持つ必要がある一方、具体的な「贅沢製品」を考えるにあたっても、価格や審美性などの切り口があり、多様でファジィ(曖昧)、そして異なる国、異なる時間軸で異なる立ち現れ方をする。
そこで本書は、贅沢にまつわる多くの概念を提出し、また動的な特性を整理した上で、経済発展の段階に合わせ、伝統社会に始まる「古典法則」、経済成長の離陸期に始まる「近代法則」、大衆消費社会の成立に合わせ始まる「現代法則」の3つに分類し、それぞれに固有の現象とメカニズム、またそれらの併存のダイナミズムを明らかにする。
消費財のマーケターが今、企画を考える上でさまざまな贅沢の法則を理解することは欠かせないスキルであり、また幅広い分野の研究者にも参考となろう。【商品解説】
目次
- 第1章 贅沢とは何か 揺れ動くファジイな多様体
- 贅沢は多様体である
- 贅沢属性が贅沢品をファジイにする
- 贅沢品の家族類似性も贅沢品をファジイにする
- 必要品の残余としての贅沢品の範囲もファジイである
- 必需─贅沢ダイナミクスは複数経路で生じる
- 贅沢のファジイ特性はダイナミクスの投影である
- 贅沢の法則とは何か
- 現在の贅沢では異なる時間層で働く贅沢法則が作用している
著者紹介
田村 正紀
- 略歴
- 〈田村正紀〉神戸大学名誉教授。商学博士。専攻はマーケティング・流通システム。著書に「セブン−イレブンの足跡」「経営事例の質的比較分析」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む