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紙の本
日本の土偶 (講談社学術文庫)
著者 江坂 輝彌 (著)
土偶はどこから来て、どのように変化したのか。多様な土偶を年代・地域別に体系化し、形態・特徴・出土状況等を豊富な図版で解説。さらに縄文時代の文化と信仰を探り、海でつながった...
日本の土偶 (講談社学術文庫)
日本の土偶
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商品説明
土偶はどこから来て、どのように変化したのか。多様な土偶を年代・地域別に体系化し、形態・特徴・出土状況等を豊富な図版で解説。さらに縄文時代の文化と信仰を探り、海でつながった周辺地域の調査から土偶の起源を追究する。【「TRC MARC」の商品解説】
土偶はどこから来て、どのように変化したのか。本書では多様な土偶を年代・地域別に体系化し、形態・特徴・出土状況などを300点以上の図版で立体的に解説。さらに髪型から埋葬まで、縄文時代の文化と信仰を探り、海でつながれた周辺地域の調査から土偶の起源を追究する。土偶研究の黎明期を導いた研究者による伝説的名著!(序文 サイモン・ケイナー)
「縄文」は長く、深い。土偶のかたちは時代・地域により大きくちがう。本書は300点以上の図版とともに、形態・特徴・出土状況などを体系的、立体的に解説。さらに縄文時代の文化と信仰を探り、土偶の起源を探究する。
土偶はどこから来て、どのように変化したのか? 土偶研究の第一人者による、伝説的名著!
【目次】
第一章
1 早期
最古の土偶の発見/広がる分布圏/関東地方以西/関東地方
2 前期
東北地方北部/東北地方南部/関東地方/関東地方以西
3 中期
板状土偶/立体的土偶
4 後期
北海道地方/東北地方/関東地方以西
5 晩期
北海道地方/東北地方/関東・中部地方/近畿地方/中国・四国・九州地方
第二章
1 縄文時代の服飾
髪型/髪飾/装身具/衣服/化粧と入墨
2 縄文時代人のいのり
完形土偶の埋納状況/特殊遺構内に埋納された土偶/破砕された土偶
3 土偶の起源
土偶のルーツ/東アジアの土偶/新羅の土偶/朝鮮半島の土偶
4 土偶と関連遺物
土版/岩版/岩偶/土製仮面/動物形土製品/その他【商品解説】
目次
- 第一章
- 1 早期
- 最古の土偶の発見/広がる分布圏/関東地方以西/関東地方
- 2 前期
- 東北地方北部/東北地方南部/関東地方/関東地方以西
- 3 中期
- 板状土偶/立体的土偶
- 4 後期
- 北海道地方/東北地方/関東地方以西
- 5 晩期
著者紹介
江坂 輝彌
- 略歴
- 1919年東京生まれ。慶應義塾大学卒業。「縄文土器文化研究序説」で博士号取得(文学)。慶應義塾大学名誉教授。日本における縄文土器文化研究の第一人者として、後進に大きな影響を与えた。2015年没。
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紙の本
我が国の縄文時代の文化と信仰を土偶を通じて考える画期的な一冊です!
2020/03/18 11:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本において古代に作成された土偶について、その起源や形状変化、特徴、出土状況などを丁寧に検証し、解き明かしてくれる土偶研究では伝説的とも言われる名著です。同書には、全国各地から出土された土偶を年代別・地域別に整理して、豊富な図版で、分かり易く解説してくれます。同書を読まれることで、土偶がなぜ作られ、どのように発展していったのかなど、縄文時代の文化と信仰についてよく理解できる一冊です。