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７７便に何が起きたか 夏樹静子トラベルミステリー傑作集 （中公文庫）
著者 夏樹静子 （著）
旅客機が爆破され、乗客全員が死亡。５１名のうち４人と、切符を買いながら乗らなかった者１人には奇妙な共通点があった。爆破犯の正体、そして目的は何か？ 表題作ほか全６編を収め...
７７便に何が起きたか 夏樹静子トラベルミステリー傑作集 （中公文庫）
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商品説明
旅客機が爆破され、乗客全員が死亡。５１名のうち４人と、切符を買いながら乗らなかった者１人には奇妙な共通点があった。爆破犯の正体、そして目的は何か？ 表題作ほか全６編を収めた、夏樹静子のトラベルミステリー傑作集。〔光文社文庫 １９９２年刊の増補再編集版〕【「TRC MARC」の商品解説】
空中爆発を起こし墜落した７７便。その悲劇から逃れた５人には、奇妙な共通点があった……。舞台は飛行機から新幹線、豪華列車、フェリーまで。旅路の郷愁が殺意の引き金を引く！
鉄道をこよなく愛する著者による、トラベルミステリ傑作集。〈編者解説〉日下三蔵【商品解説】
空中爆発を起こし墜落した７７便。その悲劇から逃れた５人には、奇妙な共通点があった……。舞台は飛行機から新幹線、豪華列車、フェリーまで。旅路の郷愁が殺意の引き金を引く！ 鉄道をこよなく愛する著者による、トラベルミステリ傑作集。〈編者解説〉日下三蔵【本の内容】
収録作品一覧
| ７７便に何が起きたか | ７−１０６ | |
|---|---|---|
| ハバロフスク号殺人事件 | １０７−１８２ | |
| 特急夕月 | １８３−２１１ |
著者紹介
夏樹静子
- 略歴
- 一九三八（昭和一三）年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Ｗの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。
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夏樹静子氏による表題作ほか、ハラハラドキドキ間違いなしの作品集です！
2020/08/31 09:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『すれ違った死』、『天使が消えていく』、『蒸発』、『第三の女』などの傑作を次々に発表してこられた夏樹静子氏の作品です。同書は、旅客機が爆破され、乗客全員が死亡したのですが、51名のうちの４人と、切符を買いながら乗らなかった１人には奇妙な共通点があったという表題作の「77便に何が起きたか」のほか、電車では毒殺、フェリー内では密室殺人といった、楽しいはずの旅路が血に染まるという乗りものにロマンと魅力的な謎を見いだした著者によるトラベルミステリーの名作を厳選して収録した一冊です。絶対にハラハラドキドキ、満足間違いなしの作品集です。
