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紙の本
師匠、御乱心! (小学館文庫)
著者 三遊亭円丈 (著)
昭和53年、名人・三遊亭円生が、落語協会の方針に異を唱え、一門を率いて協会を脱退した。弟子たちに広がる疑心暗鬼、崩壊する師匠との絆…。落語界の一大騒動を内側から描く。後日...
師匠、御乱心! (小学館文庫)
師匠、御乱心!
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商品説明
昭和53年、名人・三遊亭円生が、落語協会の方針に異を唱え、一門を率いて協会を脱退した。弟子たちに広がる疑心暗鬼、崩壊する師匠との絆…。落語界の一大騒動を内側から描く。後日譚、三遊亭円楽・小遊三との鼎談も収録。〔「御乱心」(主婦の友社 1986年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
問題作復活! 落語界を揺るがした大事件
師匠に翻弄される弟子たちの悲哀と混乱、そして敬愛と憎悪のすべて。
「もう決めた、あたしゃ、伝家の宝刀を抜く!」
昭和53年、名人・三遊亭円生は、柳家小さん率いる落語協会の真打ち量産体制に異を唱え、一門を率いて協会を脱会した。
この騒動に落語界は大揺れし、円生の弟子たちは翻弄された。
当時、自身が見た真実をどうしても書かずにおられないと、弟子の一人で騒動の最大の被害者でもある円丈が書き上げたのが、本書である。
見たまま、感じたままを、忖度なく実名で書き綴った赤裸々な本書は、刊行当初、世間を騒がせ、関係者を困惑させ、あるいは激怒させた。
その問題作を、30年あまりの時を経て復刊した。
この間、立川談志、古今亭志ん朝、先代三遊亭円楽ら、登場人物の多くが鬼籍に入った。一方、本書の文芸としての価値が見直された。
作家・夢枕獏氏は、本書の解説にこう書いている。
「ただ、体験したことを書くというだけでは、とてもここまでのものは書けない。
三遊亭円丈は、おそるべき天才である。
一方の極に、又吉直樹の『火花』があるなら、もう一方の極に、三遊亭円丈のこの『御乱心』があると言っていい。」
文庫化にあたって、後日譚を書き加え、さらに三遊亭円楽・小遊三両師をまじえ、騒動のその後を語った「三遊鼎談」を収録した。【商品解説】
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もっと早く読んでりゃ……
2023/11/30 02:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:T.noo - この投稿者のレビュー一覧を見る
新作落語の神様・三遊亭円丈。
亡くなってから存在を知った新参の落語ファンからすると、口座を生で観たかったがそれも叶わず。
仕方なく著作に触れてみたが、これがまあ面白い。
笑点の司会・5代目円楽がここまでケチョンケチョンに言われているとは。しかし6代目も言っているけど、円楽さんはこの本について反論するなり訴えるなりしそうだったけど無言を貫いた。
そこら辺の機微について色々考えてみるのも、面白い。
紙の本
落語界大事件の内幕
2018/05/19 23:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、有名な落語協会分裂騒動に関して書かれている。著者の主観が多分に含まれているため、ノンフィクションと呼べるのかはわからないが、当事者が、事件や、その関係者に対してどのような考えを抱いていたのかがわかる重要な本。