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紙の本
僕たちの小指は数式でつながっている (宝島社文庫)
著者 桜町 はる (著)
彼女が恋をした相手は、僕の“携帯番号”だった−。数学の天才であり、1カ月しか記憶を保てないクラスメイトの秋山明日菜。孤独な僕の「数字」に惹かれたと言う彼女には、僕の暗い過...
僕たちの小指は数式でつながっている (宝島社文庫)
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商品説明
彼女が恋をした相手は、僕の“携帯番号”だった−。数学の天才であり、1カ月しか記憶を保てないクラスメイトの秋山明日菜。孤独な僕の「数字」に惹かれたと言う彼女には、僕の暗い過去につながる、ある秘密があった…。【「TRC MARC」の商品解説】
僕は、友達を作らないと決めている。そんな僕に、誰もいない放課後の教室で、彼女は唐突に話しかけてきた。
「わたしと友達になってよ」
秋山明日菜。眉目秀麗で、中学生で数学オリンピックに出たほどの天才少女。友達は、一人もいない。
秋山さんの中学校の同級生によると、昔はとても社交的な人気者だったのに、突然入院し、復帰すると人を避けるようになっていたらしい。
秋山さんは、黙っている僕に構わず続けて言った。
「わたし、記憶を一ヶ月しか保てないの。一ヶ月周期でリセットされちゃうんだ」
「僕のことを忘れてしまうのに、どうやって友達になるの?」
「大丈夫、君を選んだのにはちゃんと理由があるんだよ。君のことは忘れても君の数字は忘れないから」
秋山さんは僕に半ば無理矢理に「友達になる約束」を取り付け、教室を出ていった。
こうして不本意ながら秋山さんとの交流が始まったのだが、彼女には僕の暗い過去につながる、ある秘密があった―――。心が震える、感動の青春恋愛。
【本の内容】
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二人のゆれ動く気持が青春
2024/04/28 08:07
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投稿者:ポッポ - この投稿者のレビュー一覧を見る
数字が大好きな彼女と、素敵な数字に巡り会っている彼。彼女には、記憶がなくなってしまうという病気、彼には以前、彼女を自分の責任で事故により失ったという過去。そこから想いもよらぬ展開で近づきながら離れてしまうという流れ、そして結末へ・・・。大切な人への思い入れはかけがえのないもです。