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紙の本
チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国その見取り図と地政学へのインパクト
著者 アーサークローバー (著),東方雅美 (訳),吉崎達彦 (解説)
中国が金融危機に陥るリスクは? 中国の台頭に対し、どのように振る舞うべきか? 中国について日本人が知りたい127の疑問に、中国専門シンクタンクのトップリサーチャーがわかり...
チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国その見取り図と地政学へのインパクト
チャイナ・エコノミー
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商品説明
中国が金融危機に陥るリスクは? 中国の台頭に対し、どのように振る舞うべきか? 中国について日本人が知りたい127の疑問に、中国専門シンクタンクのトップリサーチャーがわかりやすく答える。【「TRC MARC」の商品解説】
オリジナル版刊行から起きた地政学的な変動も踏まえつつ日本への示唆をまとめた「日本語版へのあとがき」と、著名エコノミスト吉崎達彦氏の解説も収録!
GDPで世界第2位となり、国際的なプレゼンスも強大となりつつある中国。GDPでアメリカを抜くという予測もなされている。
日本とは外交的な軋轢も多く、いわゆる「嫌中」的な本も売れる一方で、進出した工場や支社・子会社などの運営や種々の工業製品・農産物の輸入は続き、さらにインバウンド観光や、越境ECに代表されるような消費財の輸出も注目されるようになってきており、密接な経済関係は今も維持され、新たな関心も呼んでいる。
本書は、解説の吉崎氏が、「中国経済を破綻なく総合的に描くことに成功」「これから中国経済と向き合わねばならないビジネスパーソンや学生たちが本書を入門書としてスタートできることを正直、羨ましく感じる」と語るように、さまざまな側面から中国経済について簡潔に歴史を振り返りながら、その現状と仕組みを、特段の専門知識を前提とせず、分かりやすく説き起こす。
翻訳書ながら読みやすい仕上がりで、また、日本語版のあとがきでは、オリジナル版刊行後の「一帯一路」やトランプ政権誕生などの地政学的な変動も踏まえ、日本への示唆をまとめている。
加えて、吉崎達彦氏による、日本の事情を踏まえたこの本の意義と読み方を指南する解説も収録。
断片的な報道が氾濫する中で中国の全体像やメカニズムを把握し、正しく畏れながらビジネスの機会を見つけていく手引きとしておすすめ。【商品解説】
目次
- 第1章 中国の政治と経済
- 第2章 農業と土地と地方経済
- 第3章 工業と輸出経済の興隆
- 第4章 都市化とインフラ
- 第5章 企業制度
- 第6章 財政システムと中央・地方政府の関係
- 第7章 金融システム
- 第8章 エネルギーと環境
- 第9章 人口構成と労働市場
- 第10章 興隆する消費者経済
著者紹介
アーサークローバー
- 略歴
- 〈アーサー・R.クローバー〉香港の金融調査会社ギャブカルのリサーチヘッド。ギャブカル・ドラゴノミクス創設者。季刊誌『チャイナ・エコノミック・クオータリー』編集者。ブルッキングス研究所清華センター上級研究員。
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