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紙の本
定年後の知的生産術 (ちくま新書)
著者 谷岡一郎 (著)
定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンス。役に立つ情報の取捨選択法から資料整理術、著書の刊行まで、「知」の発信者になるノウハウを紹...
定年後の知的生産術 (ちくま新書)
定年後の知的生産術
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商品説明
定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンス。役に立つ情報の取捨選択法から資料整理術、著書の刊行まで、「知」の発信者になるノウハウを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
谷岡一郎
- 略歴
- 〈谷岡一郎〉1956年大阪生まれ。南カリフォルニア大学社会学部博士課程修了(ph.D.)。谷岡学園理事長。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論。著書に「「社会調査」のウソ」など。
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紙の本
定年後こそアウトプットが重要
2018/05/25 07:01
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「定年後」と「知的生産術」という興味のある(好きな)ワードが二つも並べば、やはり読むしかないと手にした新書です。
ただ全部で6章あるうちで二つのワードが関係していると思われるのは、最初の章と最後の章ぐらいで、あとは「定年後」でなくともどの世代であっても知っておくといい「知的生産術」の内容になっています。
どれくらい著者の意図があったのかわかりませんが、「定年後」をつければ他の新書のようにバカ売れするかもしれないと考えた編集者がいたのではないでしょうか。
この本の中で著者は「比較的高年齢の人々のうち、知的生産に生きがいを感じる人々」を「クリエイティブ・シニア」と名付けている。そして、団塊の世代にそのような人たちがたくさんいて(分母が大きいのだからどうしても多くなる)、彼らがこれからの日本を先導するのではというしている。
団塊の世代はこの国の高度成長期を支えた人たちであることは間違いない。
中でも、その先頭を走ってきたエリートたちは仕事を終えたあとも「知的エリート」であり続け、この国全体の知の環境を補完していると著者は見る。
実際、団塊の世代の人たちの知への探求心は衰えるところはない。
ある地方都市の経済に関する市民講座の出席者は、そんな団塊の世代の人たちで満席になっている。
この新書は「定年後」に関係なく「知的生産術」の指南書になっているが、それは同時にインプットに傾くシニアの人たちにアウトプットを促す、応援歌とも読めないだろうか。