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紙の本
ラストチャンス再生請負人 (講談社文庫)
著者 江上剛 (著)
人生に七味あり、と辻占いの老婆が告げたのは、樫村が営々と勤めてきた銀行が吸収合併されたときだった。合併行での居場所を失い飲食フランチャイズ会社に転職した樫村だが、隠蔽され...
ラストチャンス再生請負人 (講談社文庫)
ラストチャンス 再生請負人
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商品説明
人生に七味あり、と辻占いの老婆が告げたのは、樫村が営々と勤めてきた銀行が吸収合併されたときだった。合併行での居場所を失い飲食フランチャイズ会社に転職した樫村だが、隠蔽された巨額負債が発覚、社は倒産の危機に陥る。〔「人生に七味あり」(徳間文庫 2013年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
順調にメガバンクの出世コースを歩んできた樫村徹夫は、送別会の帰り道「あんたの人生、七味とうがらし」と、辻占師に不吉で不可解な言葉をかけられる。深みある人生にするか、辛すぎて酷い味になるかは自分次第。吸収合併を機に、飲食店チェーンのCFOに抜擢された樫村は、綻びだらけの企業を再建できるのか? <『人生に七味あり』を改題>
再建は投資家のためじゃない。
従業員のためなんだ!
問題山積の飲食店チェーンに飛び込んだ
元エリート銀行マン。
のしかかる七つの試練に、どうなる第二の人生!?
順調にメガバンクの出世コースを歩ん
できた樫村徹夫は、送別会の帰り道
「あんたの人生、七味とうがらし」と、辻
占師に不吉で不可解な言葉をかけられる。
深みある人生にするか、辛すぎて酷い味に
なるかは自分次第。吸収合併を機に、飲
食店チェーンのCFOに抜擢された樫村
は、綻びだらけの企業を再建できるのか?
<『人生に七味あり』を改題>
【商品解説】
著者紹介
江上剛
- 略歴
- 1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。人事部、広報部や各支店長を歴任。97年「第一勧銀総会屋事件」に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。その後のコンプライアンス体制に大きな役割を果たす。
銀行員としての傍ら、02年「非情銀行」で小説家デビュー。03年退行後、作家として本格的に活動。経済小説の枠にとらわれない新しい金融エンタテイメントを描いている。NTV「真相報道―バンキシャ!」、CX「Mr.サンデー」他、テレビ、ラジオでコメンテーターとしても活躍中。
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紙の本
再生請け負います
2019/06/22 11:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見た後に、原作とどのように違うのか気になった。ちょっとTV用に細かい設定を変えられていたが、読み応えのある内容で、一気に読み終えてしまった。
紙の本
人生に七味あり
2019/03/24 14:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公樫村徹夫は、WBJ銀行で、企業再生を担当していた。しかし菱光銀行との合併で、立場の弱いWBJ銀行出身者は左遷の憂き目に遭っていた。樫村も例外ではなく、カード会社へ出向となった。これ以上銀行にいても明るい未来は待っていないことを悟った柏村は、銀行を出ることにする。そして「うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ」の人生の七味を味わいながら、飲食チェーン店DFSを再建することになった。
前オーナーの結城がフランチャイズ販売という麻薬に嵌ってしまい、実態としては債務超過の状況になっていたDFS。ただコストカットすればよいだけでなく、従業員に夢を与えるために再建するのだと目的を得た樫村。銀行出身の大友前社長や樫村と同期の宮内、WBJ銀行に残っている杉山課長や菱光銀行出身の若手斉藤といったDFSを食い物にしようとしている金融屋相手に戦う。
北京秋天の収益改善はご都合主義的な部分が感じられるが、その他は特に違和感がなかった。ただし、本来はもっとドライにならなければダメな企業を蘇らせることはできないのではないかとも思う。結城に恋をしていたために結城のためにと色仕掛けをする十和子や、銀行時代の嫉妬心でずっと敵視してくる宮内など、登場人物も面白い。終わり方は気持ちの良いハッピーエンドだ。
電子書籍
ドラマが先でした
2023/09/20 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作もよかったです、この終わり方がイイ!樫村徹夫は、WBJ銀行で、企業再生を任されていましたが、菱光銀行との合併が運命の分かれ道。立場の弱いWBJ銀行出身者は、閑職ヘ。そこで…と。