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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/04/20
- 出版社: 双葉社
- サイズ:20cm/302p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-575-24089-4
紙の本
碧と花電車の街
著者 麻宮 ゆり子 (著)
昭和30年代の名古屋の繁華街・大須。アルバイトしながら足繁く映画館に通う少女・碧の夢は、将来、映画監督になること。そんな碧の前に、一人の男が現れ…。ノスタルジー溢れる成長...
碧と花電車の街
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商品説明
昭和30年代の名古屋の繁華街・大須。アルバイトしながら足繁く映画館に通う少女・碧の夢は、将来、映画監督になること。そんな碧の前に、一人の男が現れ…。ノスタルジー溢れる成長物語。『カラフル』連載に加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和30年代の名古屋の繁華街・大須。何でもありのごった煮の街で終戦直後に生まれた碧は母親と二人、つましくも幸せな日々を送っている。将来、映画監督になることを夢見て、アルバイト代で映画館に通う碧。そんなある日、一人の男が母娘の前に現れる――。街を行き交う市電の優しい揺れに乗せて描く、少女のゆるやかな成長物語。【本の内容】
著者紹介
麻宮 ゆり子
- 略歴
- 1976年埼玉県生まれ。2003年、小林ゆり名義にて第19回太宰治賞受賞。13年「敬語で旅する四人の男」で第7回小説宝石新人賞を受賞しデビュー。
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高度成長期の混沌
2018/06/24 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高度成長期の名古屋の下町で暮らす人々のエネルギー溢れる姿が描かれてます。
長屋で暮らす母と娘、心無い人たちから発せられる言葉に傷ついたり、守ってくれる人たちの暖かい心に癒されたり。
困難に立ち向かい未来を掴もうと努力する少女を応援したくなるお話です。
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2018/05/25 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦後の混とんとした大須の街で生きる主人公碧の、なんと逞しいこと。母一人子一人で肩身の狭い思いを吹っ飛ばすぐらい、周りの大人たちに助けられ、生きていく様子は本当に身に詰まる想いです。少女から大人の女性へと成長する碧が実在するかのような錯覚すら覚えました。