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紙の本
「神国」日本 記紀から中世、そしてナショナリズムへ (講談社学術文庫)
著者 佐藤弘夫 (著)
「神国」とは何なのか。古代から中世、近世、近現代と変容を遂げてきた神国思想の形成過程と論理構造を、史料の精緻な読解によって描き出す、日本人の精神史。既成概念を鮮やかに覆す...
「神国」日本 記紀から中世、そしてナショナリズムへ (講談社学術文庫)
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商品説明
「神国」とは何なのか。古代から中世、近世、近現代と変容を遂げてきた神国思想の形成過程と論理構造を、史料の精緻な読解によって描き出す、日本人の精神史。既成概念を鮮やかに覆す思想史研究の意欲的な挑戦。【「TRC MARC」の商品解説】
われわれが漠然ととらえている「神国」という言説。しかし、元来、この思想は日本の優越性を表すものでも排他的なものでもなかった。「神国」とは何なのか――。古代から中世、近世、近現代と変容を遂げてきた神国思想の形成過程と論理構造を、史料の精緻な読解によって描き出す、日本人の精神史。既成概念を鮮やかに覆す思想史研究の意欲的な挑戦!【商品解説】
神国思想の形成過程と論理構造を読み解き、そして近世・近代への変遷を追う千年の精神史。既成概念を鮮やかに覆す思想史研究の冒険!【本の内容】
目次
- 神国思想・再考への道
- 変動する神々の世界
- 神と仏との交渉
- 神国思想の成立と変容
- 神国思想の歴史的意義
- 疎外される天皇
- 神国の行方
- 文庫版刊行にあたって
著者紹介
佐藤弘夫
- 略歴
- 1953年、宮城県生まれ。東北大学文学研究科教授。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。博士(文学)。東北大学文学部助手、盛岡大学文学部助教授などを経て現職。専門は日本思想史。著書に『日本中世の国家と仏教』『鎌倉仏教』『神・仏・王権の中世』『アマテラスの変貌』『偽書の精神史』『日蓮』『霊場の思想』『起請文の精神史』『死者のゆくえ』『日蓮「立正安国論」 全訳注』『ヒトガミ信仰の系譜』『死者の花嫁』などがある。
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神国と神国思想について考えさせてくれる一冊です!
2019/01/30 09:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本は神国であるという言説について再考した一冊です。私たちは日本が神国と呼ばれていた時代を漠然と知っており、それについての背景も聞いたことはあると思います。しかし、その奥には、隠された知られざる意味や背景があることも確かです。神国とは日本の優位性や絶対性をあらわしたものではないのです。では、神国とは一体何なのでしょうか?どういう社会的背景から生まれた言葉なのでしょうか?同書は、そのあたりのことを丁寧に詳しく教えてくれます。