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紙の本
レイテ戦記 2 (中公文庫)
著者 大岡昇平 (著)
【毎日芸術賞】昭和19年11月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が始まった。苦戦する中、総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となり…。イ...
レイテ戦記 2 (中公文庫)
レイテ戦記(二)
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商品説明
【毎日芸術賞】昭和19年11月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が始まった。苦戦する中、総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となり…。インタビュー「「レイテ戦記」を語る」も収録。〔中公文庫 1974年刊に「『レイテ戦記』を語る」を付す〕【「TRC MARC」の商品解説】
現地の苦戦に武藤方面軍参謀長が打切りを意見具申するも、十九年十一月八日、総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦の続行が決定。リモン峠で戦った第一師団の歩兵は、日本の歴史自身と戦っていたのである。巻末にインタビュー「『レイテ戦記』を語る」(聞き手・古屋健三)を収録。【全四巻】〈解説〉加賀乙彦【商品解説】
著者紹介
大岡昇平
- 略歴
- 明治四十二年(一九〇九)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和七年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和十九年三月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、二十年一月米軍の俘虜となり、十二月復員。昭和二十三年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『武蔵野夫人』『野火』(読売文学賞)『花影』(新潮社文学賞)『将門記』『中原中也』(野間文芸賞)『歴史小説の問題』『事件』(日本推理作家協会賞)『雲の肖像』等を発表、この間、昭和四十七年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和六十三年(一九八八)死去。
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レイテ島で米軍の捕虜となった経験をおもちの大岡昇平氏による一大傑作の第2巻です!
2020/08/11 09:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『俘虜記』や『野火』、『中原中也』などの名作で名を知られる大岡昇平氏の作品です。同氏は、戦時中、第105師団大藪大隊として、フィリピンに派兵され、米軍の捕虜になり、レイテ島タクロバンの俘虜病院に収容された体験をおもちの作家です。同書の内容は、そうした著者の体験と同時に膨大な史料収集から得られた事実からまとめ上げられた傑作で、昭和19年11月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が開始されます。現地の苦戦に武藤方面軍参謀長は打切りを意見具申するのですが、8日の総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となります。中公文庫からは全4巻シリーズで刊行されており、同書第2巻目の構成は、「12 第一師団」、「13 リモン峠」、「14 軍旗」、「15 第二十六師団」、「16 多号作戦」、「17 脊梁山脈」、「18 死の谷」、「19 和号作戦」、「20 ダムラアンの戦い」となっています。