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西太后秘録 近代中国の創始者 上 (講談社+α文庫)
著者 ユン・チアン (著),川副智子 (訳)
19世紀半ばの清朝中国。夫である皇帝の崩御を機に政権を掌握した慈禧(西太后)。彼女は頑迷な守旧派を抑えつつ、数々の改革を断行する。そして、慈禧が権力の座を降ろされた間隙を...
西太后秘録 近代中国の創始者 上 (講談社+α文庫)
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- 税込価格:2,200円(20pt)
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商品説明
19世紀半ばの清朝中国。夫である皇帝の崩御を機に政権を掌握した慈禧(西太后)。彼女は頑迷な守旧派を抑えつつ、数々の改革を断行する。そして、慈禧が権力の座を降ろされた間隙を突くように日清戦争が勃発する。【「TRC MARC」の商品解説】
官僚の家に生まれ、長女として一家を支えた慈禧(じき)。16歳で清朝第9代皇帝の側室となり、やがて幼い息子が帝位を継ぐと、後見として政治家の頭角を現していく。しかし、息子は若くして病のために崩御してしまう。妹の子供を養子に迎えた慈禧は、光緒帝となったその息子の後見として返り咲き、宮廷内の政治に手腕を発揮する。誰もなしえなかった長期的な統治の秘密を、膨大な記録をもとに明らかにする!
世界三大悪女の一人とされ、「残虐非道の女帝」のイメージがつきまとう西太后(慈禧大后)。だが、実は当時の4億人の民を率い、47年にわたって統治を続け、中国近代化の基礎をつくりあげた、辣腕の政治家だった。
『ワイルド・スワン』『真説 毛沢東』で中国の真実を描き続ける、あのユン・チアンが「誤った西太后」像を根本から覆し、「名君・西太后」の真実に迫る!
官僚の家に生まれ、父の失脚後は長女として一家を支えた慈禧(じき)。16歳で清朝第9代皇帝の咸豊帝の側室となり、やがて幼い息子が帝位を継ぐと、後見として政治家の頭角を現していく。
しかし、息子は若くして病のために崩御してしまう。
妹の子供を養子に迎えた慈禧は、光緒帝となったその息子の後見として返り咲き、宮廷内の政治に手腕を発揮する。
革新派の上級官僚の李鴻章や曾国藩らを重用し、ヨーロッパ技術を取り入れて近代化に邁進する慈禧を、やがて日清戦争での致命的な敗北が襲う!
政変への命がけの画策、宦官との恋……。誰もなしえなかった長期的な統治の秘密を、膨大な記録をもとに明らかにする!【商品解説】
著者紹介
ユン・チアン
- 略歴
- 1952年、中華人民共和国四川省生まれ。文化大革命が吹き荒れた1960年代、14歳で紅衛兵を経験後、農村に下放されて農民として働く。以後は「はだしの医者」、鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、苦学ののちに講師となる。1978年にイギリスへ留学、ヨーク大学から奨学金を経て勉強を続け、1982年に言語学の博士号を取得。一族の人生を克明に描くことで激動期の中国を活写した『ワイルド・スワン』『真説 毛沢東』(ともに講談社)など、彼女の著書は世界40ヵ国に翻訳され、累計1500万部の大ベストセラーになっている。なお、上記の2作はいずれも中国国内では出版が禁止されている。
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真実の西太后
2018/05/26 10:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
西太后は中国三大悪女の一人だと言われます。もちろん、彼女には、大きな問題もあったでしょう。しかし、悪女というレッテルが一人歩きして、あることないこと、とくに悪女が倍増して語られます。本書は、等身大の西太后が分かる一冊です。上巻では、その生い立ちや球体に入るいきさつが分かり面白いです。