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紙の本
どくとるマンボウ航海記 改版 (角川文庫)
著者 北 杜夫 (著)
水産庁の漁業調査船に船医として乗りこみ、5カ月半の航海に出た「どくとるマンボウ」こと北杜夫。ゆく先々で繰り広げられる珍事や怪事を、笑いとユーモアに満ちた筆致で描いた、自伝...
どくとるマンボウ航海記 改版 (角川文庫)
どくとるマンボウ航海記
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商品説明
水産庁の漁業調査船に船医として乗りこみ、5カ月半の航海に出た「どくとるマンボウ」こと北杜夫。ゆく先々で繰り広げられる珍事や怪事を、笑いとユーモアに満ちた筆致で描いた、自伝的航海記を復刊。【「TRC MARC」の商品解説】
水産庁の漁業調査船に船医として五か月の航海に出た著者。航海生活や寄港した世界各地の風景や文化をめぐり、ユニークな文明批評を織り込んで綴った型破りの航海記が、装い新たに新登場!【商品解説】
著者紹介
北 杜夫
- 略歴
- 1927年東京都生まれ。54年、『幽霊』を自費出版。60年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化し、作家に転身。同年、『夜と霧の隅で』で芥川賞、64年、『楡家の人びと』で毎日出版文化賞を受賞。著書に『さびしい王様』『輝ける碧き空の下で』などがある。
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紙の本
懐かしく読んでいます。
2023/12/27 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学か高校の頃に少し読んで、放置して、処分した本です。
何十年を経て、やっと再読しています。
私の知らない国、知らない時代を、今の作家さんたちほどあくせくすることなく北杜夫さんは綴ってくださっています。
ヨーロッパの通貨は主にユーロですが、それまでは国によってさまざま。
通貨名を目にするだけでも、懐かしい。
1ドル360円の時代でもありました。
随筆のような軽い歴史書のような、良い本です。
イタリヤ生れの14歳のドイツ少女、北杜夫さんが日本に帰って二度ばかり手紙を寄越した彼女は、65年を経た今、遠い昔のことを覚えているでしょうか。
どこかで息災だといいなと祈りたくなりました。