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紙の本
骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル (宝島社文庫 このミス大賞)
著者 一色さゆり (著)
陶芸家・西村世外が、製法不明の幻の器「曜変天目」を作り上げた。だが直後、何者かに殺されてしまう。世外はなぜ作り、隠し、殺されたのか。世外の窯元で修業していた町子は、保存科...
骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル (宝島社文庫 このミス大賞)
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商品説明
陶芸家・西村世外が、製法不明の幻の器「曜変天目」を作り上げた。だが直後、何者かに殺されてしまう。世外はなぜ作り、隠し、殺されたのか。世外の窯元で修業していた町子は、保存科学の専門家・馬酔木を頼り、真相を追う。〔「噓をつく器 死の曜変天目」(2017年刊)の改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
人間国宝候補とされる京都・鞍馬の陶芸家・西村世外。その窯元で修業する早瀬町子はある日、世外が作り上げた、瑠璃色に輝く「曜変天目」に心を奪われる。まるで器の中に宇宙を収めたような模様は、世界中で数点しか存在せず、製法不明の幻の器と同じだった。世外は口外するなと強く言い、その直後、何者かに殺された。幻の器をめぐる真実を、町子は保存科学のエキスパート・馬酔木と追う。『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ。【本の内容】
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紙の本
陶芸の世界
2022/09/12 07:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
美術ミステリーは、よく知らない世界に目を向けさせ、追い求められている美の真髄を垣間見させてくれる。陶芸作家殺人事件を追求する過程で、曜変天目茶碗の貴重性がひとつの鍵になるのだが、その貴重性の意味が解説されていてよかった。陶芸のようなアートは、どのような環境でも創作できるわけではないため、後継・世襲の問題は発生せざるを得ないのだろう。そこにサスペンスやミステリーが生まれる要因があると理解した。
紙の本
骨董
2018/10/27 18:24
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
陶芸の奥深さが感じられ、今まであまり興味がない分野でしたが、読んでみて新しい観点が増えました。ミステリー的にはちょっと物足りなさは感じました。