「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/07/10
- 出版社: 育鵬社
- サイズ:19cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-594-08015-0
読割 50
紙の本
習近平の死角 独裁皇帝は間違いなく中国を自滅させる
著者 宮崎正弘 (著)
金正恩の核弾頭を巡って米中韓露が激突。朝鮮半島情勢が混沌とするなか、最高権力を手にした習近平だが、5つの波乱要因が彼を包囲する−。習近平・中国の現状分析と未来予測を展開す...
習近平の死角 独裁皇帝は間違いなく中国を自滅させる
習近平の死角 独裁皇帝は間違いなく中国を自滅させる
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
金正恩の核弾頭を巡って米中韓露が激突。朝鮮半島情勢が混沌とするなか、最高権力を手にした習近平だが、5つの波乱要因が彼を包囲する−。習近平・中国の現状分析と未来予測を展開する。【「TRC MARC」の商品解説】
北朝鮮の核ミサイルを巡って東アジアが激変するなか、習近平はいつまで独裁を維持できるのか? 中国分析の第1人者が、現前する中国危機に警鐘を鳴らす!
憲法改正によって党の「核心」となった習近平。絶大な権力を手にした習近平だが、経済格差、権力闘争、軍の掌握、米国との貿易戦争など、内外に大きな難題が存在する
。独裁者・習近平の権力基盤は盤石なのか、そんな中国に対して日本はどう対処すべきかなど、混乱する中国の実情を国際政治の観点も交えて徹底分析する。
プロローグ 独裁の脆さ、習近平の死角
第1章 独裁権力は絶対的に腐敗する
第2章 トランプの米国、中国敵視に転換
第3章 中国の内部、これだけの矛盾
第4章 中国の軍門に下る国、背を向ける国
第5章 中国と手を結ぶ狡猾なメルケルとプーチン
第6章 日本には国家戦略が不在だ
【商品解説】
著者紹介
宮崎正弘
- 略歴
- 〈宮崎正弘〉昭和21年石川県生まれ。早稲田大学中退。評論家。中国ウォッチャーの第一人者として活躍する。著書に「金正恩の核ミサイル」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
「足」で稼いできた情報
2018/10/31 21:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hima - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず全体の感想としては、東海地震と同じく「来る来る詐欺」と揶揄されがちなチャイナクラッシュであるが、どうやらいよいよ覚悟が必要で、自分たちにも降りかかる具体的な影響とその対策を真剣に考えなければならない時期が迫っている、その事を一読して改めて痛感させられる。
これまで築いてきた中共帝国の覇権を台無しにするであろう習の独裁化は、過去に幾度となくくり返されてきた歴代王朝の末路をなぞっていることを、本書で著者は浮き彫りにしてゆく。いわゆる米帝すなわちグローバル主義者どもの金稼ぎに担ぎ上げられて増長してきたこの国もついにお終い、ということなのだろう。もはやこの危機は人間の対処能力を超えてしまっていて、たぶんもはや人類で最も優秀な人材をもってしても避けることは出来ないであろう。その次は欧州、その後はいよいよ米帝自身(及び属国である我が国)であろうが、それはまだしばらく先のまた別の話である。
本書の全体の構成としては、習と中共のダメっぷりを散々にこき下ろして所謂「ネトウヨ」層の読者を煽っておいた上で返す刀で我が国のダメっぷりをも斬って読者に冷や水を浴びせて落とす、という「お約束」のパターンであるが、中国の現状と内実については、実際に現地入りして足で稼いできた情報を元にしていることが文中各所から垣間見え、その説得力が凡百の反中本とは一線を画していると言えるだろう(一方で本書でも多数引用されている石平氏あたりは、母国に戻って生の情報を仕入れる機会を当分得られそうもないので論客としては今後色々と苦しいのではないだろうか)。
当然著者の正体は現地でバレていないわけがないので、かなりの危険行為と思われ、その職務に対する忠実さと勇気に心から敬意を表したい。