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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/08/30
  • 出版社: 竹書房
  • レーベル: 竹書房文庫
  • サイズ:15cm/431p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8019-1588-6

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文庫

紙の本

竜のグリオールに絵を描いた男 (竹書房文庫)

著者 ルーシャス・シェパード (著),内田 昌之 (訳)

奇想天外な方法で竜を殺そうとする男を描いた表題作や、巨竜が産み落とした宝石を巡る法廷ミステリ「始祖の石」など、「竜のグリオール」シリーズ全7本のうち前半4本の邦訳を収録。...

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竜のグリオールに絵を描いた男 (竹書房文庫)

税込 1,210 11pt

竜のグリオールに絵を描いた男

税込 1,210 11pt

竜のグリオールに絵を描いた男

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商品説明

奇想天外な方法で竜を殺そうとする男を描いた表題作や、巨竜が産み落とした宝石を巡る法廷ミステリ「始祖の石」など、「竜のグリオール」シリーズ全7本のうち前半4本の邦訳を収録。『SFマガジン』掲載に初訳を加え文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】

あまりにも巨大な竜グリオール 彼の上には川が流れ村があり、その体内では四季が巡る “舞台”は動かぬ巨竜 唯一無二のシリーズ短篇集が遂に日本初刊行 初邦訳1篇 初収録2篇 全長1マイルにもおよぶ、巨大な竜グリオール。数千年前に魔法使いとの戦いに敗れた彼はもはや動けず、体は草木と土におおわれ川が流れ、その上には村ができている。しかし、周囲に住むひとびとは彼の強大な思念に操られ、決して逃れることはできない――。 奇想天外な方法で竜を殺そうとする男の生涯を描いた表題作、グリオールの体内に囚われた女が見る異形の世界「鱗狩人(うろこかりゅうど)の美しき娘」、巨竜が産み落とした宝石を巡る法廷ミステリ「始祖の石」、初邦訳の竜の女と粗野な男の異類婚姻譚「噓つきの館」。 ローカス賞を受賞したほか、数々の賞にノミネートされた、異なる魅力を持つ4篇を収録。動かぬ巨竜を“舞台”にした傑作ファンタジーシリーズ、日本初の短篇集。【商品解説】

収録作品一覧

竜のグリオールに絵を描いた男 7−58
鱗狩人の美しき娘 59−177
始祖の石 179−318

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みんなのレビュー17件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

悪の物語、なんだろうなあ

2019/01/06 21:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさかシェパードのこの傑作が、ハヤカワ以外から文庫になるとは思っても見なかった。表題作以外の作品も読んでるはずだが、憶えていない。全部で7作あるのも初めて知った。通して読むと、グリオールというのが世界に溢れる悪意の具現化であること、悪であることが明らかでも多くの人はそれを受け入れ利用しようとすることがよく判り、今の時点では舞城王太郎の諸作を連想する。記憶と違って表題作も読後感は爽やかではない。もっと寓話的な話だと思ってたんだが。

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電子書籍

ファンタジー?人間の心の闇?

2019/05/02 07:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る

剣と魔法の王道ファンタジーと見せかけて…まあ実際世界観はその通りなんだけども描かれている内容そのものは僕らの生きている世界となんら変わらない人々の営みだった。竜のグリオールのせいで犯罪を犯す人々、竜のグリオールのせいで荒れる治安、でもそれって本当にグリオールのせいなの?と、もちろんファンタジーなんだけども現実の暗喩になっている様な出来事が次々起こって、語り手に対する信頼がいい意味で揺らぐ良質な幻想譚だった。これ人気出たらまだ続刊翻訳されそうなのでそれに期待。

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2019/12/06 21:27

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2018/09/15 19:12

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