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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/08/17
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/229,10p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08704-5
- 国内送料無料
紙の本
心理療法の実践
著者 カール・グスタフ・ユング (著),横山博 (訳),大塚紳一郎 (訳)
他者の心に近づきたいと切実に願い、叶えたとき、〈近づいた者〉の心には何が起きるのだろうか。「現代の心理療法の問題」「心理療法実践の現実」など、遺された9編の臨床論から、心...
心理療法の実践
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商品説明
他者の心に近づきたいと切実に願い、叶えたとき、〈近づいた者〉の心には何が起きるのだろうか。「現代の心理療法の問題」「心理療法実践の現実」など、遺された9編の臨床論から、心理療法家ユングが見た世界を追体験する。【「TRC MARC」の商品解説】
〈人間の欲求や人間が必要とするものはさまざまだ。ある人にとっての救済は、ある人にとっては監獄である。正常性や適応に関しても同じことが言える。現代の心理に、普遍妥当の処方や規範などというものは絶望的なまでに存在しない。存在するのは多種多様な要求を持つ個々の事例だけである〉
フロイトの精神分析、アードラーの個人心理学、のちの認知行動療法の萌芽となる行動主義心理学。ユングが生きた時代、今日まで受け継がれているいくつもの心理学理論と、それに基づく心理療法が生まれた。
さまざまな学派が心のモデルを作ろうと競い合う混沌のなかでも、ユングは治療の個別性を徹底的に重視し、決して他学派の存在を否定することはなかった。心というものが複数の側面、複数のリアリティを持つということを、そして心には複数の接近法が必要であることを、ユングは知っていたのである。
心理療法とは何か。他者の心に近づきたいと切実に願い、それを叶えたとき、〈近づいた者〉の心には何が起きるのか。「現代の心理療法の問題」「心理療法実践の現実」ほか、希少な臨床論9編から追体験する、心理療法家・ユングが見た世界。【商品解説】
目次
- 心理療法とは何か
- 現代の心理療法の諸側面
- 現代の心理療法の問題
- 医学と心理療法
- 現代における心理療法
- 心理療法の根本問題
- 除反応の治療的価値
- 心理療法実践の現実
- 超越機能
収録作品一覧
心理療法とは何か | 3−14 | |
---|---|---|
現代の心理療法の諸側面 | 15−25 | |
現代の心理療法の問題 | 27−63 |
著者紹介
カール・グスタフ・ユング
- 略歴
- 〈C.G.ユング〉1875〜1961年。スイス生まれ。バーゼル大学卒業。心理学者。
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