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紙の本
根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男 (集英社文庫)
著者 高橋安幸 (著)
誰も真似のできない人脈と洞察力を武器に、低迷していたカープ、ライオンズ、ホークスを変革し、黄金時代を築いた根本陸夫。王貞治、関根潤三、工藤公康、衣笠祥雄ほか膨大な証言から...
根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男 (集英社文庫)
根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男
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商品説明
誰も真似のできない人脈と洞察力を武器に、低迷していたカープ、ライオンズ、ホークスを変革し、黄金時代を築いた根本陸夫。王貞治、関根潤三、工藤公康、衣笠祥雄ほか膨大な証言から、根本陸夫の実像に迫るノンフィクション。〔2016年刊の増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
広島、西武、ソフトバンクの黄金時代を築き、球界の寝業師、革命児と呼ばれた根本陸夫。その驚くべき手腕と人物像を、王貞治などの膨大な証言でたどる。これ一冊で日本プロ野球史の表と裏がわかる!
【商品解説】
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電子書籍
根本陸夫メモリアル
2019/06/30 07:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
根本さん亡くなってもう20年になるのか・・、この本は生前の根本さんに教えられ、また薫陶を受けた人たちが一堂に会して故人の思い出やエピソードを語り合ってるような感覚です。若い頃はその筋の人達にも一目置かれ、マフィアの様ないでたちで眼光鋭く、しかし一度目をかけた奴にはとことん面倒を見る、例えそれが意を異にする内容でも「黙ってやれっ!」、人を教える立場になったら「黙って見てろ!」。手柄は求めず常に先を考えて策を講じて長期間で物事を見る、生きた情報を得るのに身銭を切ることも厭わない、等等・・。こうした根本さんのやり方は実世界で似たような境遇にある方達にも参考になると思います。また、西武球場は当初ライオンズの為のものではなかったとか、石毛宏典氏がダイエーホークスで受けた不遇の裏にあったことなど、数々の裏話もあって野球ファンにもおススメできる一冊です。
紙の本
球界で名を轟かせた根元陸夫氏の姿を関係者のインタビューから描くノンフィクション
2019/05/15 15:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
2000年代以降で最強であり続けた(あり続けている)プロ野球球団と言えば、ソフトバンク。1980年代で最強と言えば、西武ライオンズ。この両球団の最強時代の礎を築いたのが本書で取り上げられている根本氏です。根本氏が監督を要請された段階ではいずれも下位低迷期。長期的な視野で選手を獲得し、補強したうえで次の監督(西武ライオンズなら広岡氏。ソフトバンクなら王氏)に託して、託された監督の下でチームが勝ち続ける見事さ。
なぜ根本氏にはそのような補強が可能であったのか、その人間像を根本氏と関わりのあった人の証言で綴ります。多くの人が証言していますが、すべてに共通するのは「面倒見の良い人」。獲得した選手にプロとしての生き方を説いたり、引退後の仕事まで面倒を見たりと「そこまでするか!」と思わずにはいられません。
こういう管理職になりたいな、と思わされました。GMという肩書がまだ馴染んでいないかった時代に、長期的な視野でチームの補強に取り組んだ根本氏の生き様が伝わってくるノンフィクションです。