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紙の本
歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言 (角川ソフィア文庫)
著者 網野善彦 (著)
歴史家・網野善彦の知られざる学問形成の足跡を、戦後の歴史学の歩みと重ね合わせた自伝的な名著。歴史学が現代に直面する諸問題に対応できていないとの危機感を表明し、それを乗り越...
歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言 (角川ソフィア文庫)
歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言
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商品説明
歴史家・網野善彦の知られざる学問形成の足跡を、戦後の歴史学の歩みと重ね合わせた自伝的な名著。歴史学が現代に直面する諸問題に対応できていないとの危機感を表明し、それを乗り越えるヒントを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
それまでの自分の生き方の決定的な誤りに気付いた1953年の夏から40余年間、ひたすらに学問と研究に向き合い、独自の歴史像を拓き続けた歴史家・網野善彦。「一つ一つの仕事、一通一通の文書を大切にするような姿勢だけは崩すまい」――戦後史学の当事者でもあった著者の苦悩と挫折、知られざる学問形成の足跡に肉薄。今後の歴史学に対する危惧を抱きつつも、その新たな展開へ強い願いを込めた自伝的名著。解説/清水克行
【商品解説】
目次
- 序にかえて
- 戦後の「戦争犯罪」
- 1 戦後歴史学の五十年
- 戦後歴史学の五十年 歴史観の問題を中心に
- 一 見直される歴史像
- 二 戦後の「新しい歴史学」
- 三 戦後第一期の歴史学
- 四 「民族」をめぐる論争
著者紹介
網野善彦
- 略歴
- 1928年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。都立北園孝行教諭、名古屋大学文学部助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学経済学部特任教授を歴任。専門は日本中世史、日本海民史。著書に『日本中世の非農業民と天皇』『無縁・公界・楽』『異形の王権』『蒙古襲来』『日本の歴史をよみなおす』『日本社会の歴史(上・中・下)』『「日本」とは何か』『歴史と出会う』『海民と日本社会』ほか多数。2004年逝去。
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歴史家である網野善彦氏の自伝的名著です!
2019/01/24 15:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、歴史家である網野善彦氏が自身の研究分野である戦後史学を振り返りならが、自身の研究生涯を反省的に顧みたことを綴った自伝的名著です。彼は、一つひとつの仕事、一通一通の文書を大切に扱う姿勢を貫いて研究を行ってきた人物ですが、その人生における苦悩と試練は相当なものでした。こうした困難にどう立ちむかい、研究を継続してきたのか?彼の研究人生が明らかにされる一冊です。