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商品説明
浅き春ショートの毛先ととのはず 走り梅雨牛舎に黒き五十の眼 椰の木に神馬を括る日焼の手 清明や洋館に青桐二本 平成6年から平成30年までの356句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
夏怒濤ピアノの蓋のあいてをり
句集『ピアノの蓋』は、着実に研鑚を重ねてきた滋子さんの満を持しての第一句集である。二十五年前のあのうぶな瞳の輝きは今も健在であるが、一瞬を掬い取る眼力、表現力は逞しくなった。
まだまだ未来は長い。俳句があれば何よりの生きる力となってくれることだろう。
(序より・村上喜代子)
◆自選十句
椿落つ大地に印を押すごとく
蟇父を永らへさせ給へ
鬼やんま死しても空を飛ぶかたち
先に眼を逸らせしは吾檻の鷹
夏怒濤ピアノの蓋のあいてをり
滝しぶき一枚岩を耀かす
月今宵九十七の母端座
まなうらに一瞬の火車雪が降る
的中の矢の熱からむ麦の秋
柞原月のひかりのひらりひらり【商品解説】
目次
- 序・村上喜代子
- 第一章 丈高き木 平成六年~十年 13
- 第二章 大地に印 平成十一年~十三年 41
- 第三章 父 平成十四年~十六年 65
- 第四章 柿の花 平成十六年~二十一年 101
- 第五章 ピアノの蓋 平成二十一年~二十五年 125
- 第六章 一枚岩 平成二十五年~二十七年 153
- 第七章 的中 平成二十七年~三十年 181
著者紹介
滝口 滋子
- 略歴
- 昭和22年10月21日 神奈川県川崎市に生まれる
昭和45年 千葉大学教育学部卒業
平成6年 大串章主宰「百鳥」入会
平成14年 「百鳥」同人
平成15年 俳人協会会員
平成16年 「百鳥」退会
平成17年 村上喜代子主宰「いには」創刊同人
平成25年 「いには」同人賞
平成27年 千葉県俳句作家協会会員
平成28年 千葉県俳句作家協会賞
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