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商品説明
将軍家光とお風呂で指切りした松平頼重、罪人の刑死体の解剖を観察した松平頼常…。18世紀半ばに高松藩士・小神野与兵衛がさまざまな逸話を記録した「盛衰記」などの諸史料から、江戸前期の苛烈な武士世界を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
家康の子、孫、ひ孫の、奇矯な行状!
宿場の焼き討ち指令──〈水戸藩・初代〉徳川頼房(よりふさ)
屍(しかばね)漂う川を遊泳──〈水戸藩・2代〉徳川光圀(みつくに)
将軍家光とお風呂で指切り──〈高松藩・初代〉松平頼重(よりしげ)
罪人試し斬りと解剖──〈高松藩・2代〉松平頼常(よりつね)
高松藩士・小神野(おがの)与兵衛が十八世紀半ばに記した『盛衰記』。
そこには、高松松平家やその本家の水戸家の殿様たちの生々しい行状や、大名父子の壮絶な確執、
大名と家臣たちの濃密すぎる関係性が鮮明に描かれている。
武士の忠臣美談など「武士道」のイメージとはまるで異なる、江戸前期の激越な武士世界をつまびらかにする。【商品解説】
目次
- 序章 三人の殿様の死─頼房、頼重、頼常
- 寛文元年(一六六一)─水戸藩初代・徳川頼房の臨終と、息子頼重(英公)との和解
- 元禄八年(一六九五)─龍になって昇天した、高松藩初代・松平頼重(英公)
- 宝永元年(一七〇四)─あまりに冷静な死の迎え方、高松藩二代・松平頼常(節公)
- 第一章 歴史を編んだ男たち
- 高松藩主の「秘史」を描いた小神野与兵衛の『盛衰記』
- いくつも生まれた『盛衰記』の写本
- 『盛衰記』を批判し『消暑漫筆』を書いた中村十竹
- 中村による間違い探し
著者紹介
氏家幹人
- 略歴
- 〈氏家幹人〉1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)。著書に「江戸時代の罪と罰」「かたき討ち」「江戸人の性」など。
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