紙の本
どうなる瑛太
2018/10/13 09:10
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
すみっこごはんに集まる心が萎えた人々。
瑛太は本当に就職か?
何か手立てはないのか?次を知りたい。
ケバいねえちゃん瑠衣には、現実世界でしっかり自分地に足をつけて生きて欲しい。
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一作目から読ませていただいていますが、
今回は何となく消化不足的な印象でした。
今までが面白かっただけに物足りない?ような、
どこか後味の悪くスッキリしなかった。
もし5作目が出ても買わないかなー。
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うわー、なんと重い。
重いというか、なんか読んでいて心が痛くなる。
瑛太も瑠衣も歯車がひとつ違っていたら、自分だったのかもという身近さの息苦しさというか、貧困が辛い。
期待しないように、必死で心を保ってる優しい瑛太の話は本当に胸が痛かった。
瑠衣も読モで見栄なんて張らなければもっと、楽に生きれるのにと思うけど、裕福な人たちを羨やむ気持ちはとてもわかるし、負のスパイラルに陥って、がんじがらめになるのもよくわかる。
すみっこごはんに集まる常連さんたちは、皆、心やさしくて素敵だけど、今回は楓ちゃんがちょっと微妙だったかなぁ。
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こういう、ほのぼの系って、全てうまくいって、丸く収まるみたいな話が多いけど、今回はうまくいかないことも書かれていて、何だかよかった。
いや、本当はうまくいってほしいんだけど、うまくいかないことも、あるよね。
でも相変わらずいい人ばかりで、ほっこりした。
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『東京すみっこごはん』シリーズも第4弾になりました。
『東京すみっこごはん』と出会ったのは2016年7月の事。
母の闘病中でした。
私自身の気持ちも落ち込んでいるときだったので、『東京すみっこごはん』は心の真ん中にずどんと響きました。
気持ちも沈み、食欲がなかったこともあり、食べることが疎かになっていた時でした。
『東京すみっこごはん』を読んでいると、食べること=生きること。
生きること=母の愛を感じること。
しんどかった気持ちが、少しだけ解き放たれたようでした。
東京のとある町の片隅にある「共同台所 すみっこごはん」
その看板には ” 素人が作るので、まずい時もあります ”
なんて、書いてある。
「すみっこごはん」を守って来た常連さんたち。
そして、時々、この場所に引き付けられるようにしてやってくる人たちがいる。
シリーズ第3弾までは、新しくこの場所を訪れた人たちが、「すみっこごはん」に心の重りを下していたのだが…
シリーズ第4弾では、まだまだスッキリしない人たち…
次のシリーズでも登場するのかな…
そんな予感。
シリーズ第5弾が待ち遠しい。
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今回は、せつない話が多かった。 楓ちゃん、そんなに悩まなくていいのよって声をかけてあげたかった。 自分ではどうしようもないことで悩む人を見るのはつらい。 本人はもっとつらいのだろうけれど、、、 それにしても、その人の登場にはびっくり。 でも、このタイミングで、登場する???
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続編を楽しみにしている、数少ないシリーズものの1つ。
(惰性で読み続けているものもある)
続編刊行の予定があるようで、とても楽しみです。
スキヤキの男の子の今後が知りたいなあ。
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瑠衣のしていたことは張りぼての鎧で自分を守ること。そのむなしさをわかってるけどやめられなくて苦しんでいたけど、最終章では捨ててきてよかった。瑛太の高校進学断念、貧困→低学歴→貧困の負のスパイラルから抜けられない。柿本さんがさりげなく差し出した手も届かず、次回の登場はあるのかな。晴彦の問題に絡んで金子さんの過去が発覚。そして遠藤豊。やっぱり楓のお父さんかぁ。瑠衣と瑛太のことで落ち込んでいた楓が、完ぺきではない由香の姿を知ってよかった。続巻が来年出るそうで、楽しみ。
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変わらず集まる顔、顔、顔。
そこに新たに加わった顔、顔、顔。
記憶にない母の幻に追われるように
肩に力が入りすぎた楓だが
彼女の凝りをほぐしてくれたのは
意外な人でしたね。
もちろん、すみっこごはんのみんなも
知らず知らずのうちに、楓の心を
ほぐしていく。
大きく動いたすみっこごはん。
今回は特に、次回作が待たれます。
それぞれがそれぞれの「味」を
見つけようと歩き出したのに
ただひとり、気になる男の子が残ります。
瑛太くんは帰ってくるのでしょうか。
心配でたまりません。
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シリーズも4冊目なのでレギュラーの人物は勝手に動いて喋るという感じですね。澪つくし料理帖みたいな安心感。その分だいぶあっさりして後に残るものがないかも。今回ははっきりと決着がつかなかったエピもあるので、また次巻で登場するのかもしれませんね。続きがすごく気になるタイプの小説ではないけれど、新刊が出たらまた読みたいな〜。
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今作は全体的にネガティブで救いが少ない。
このシリーズは、読後感が大事だと思うのだが、理想的な自分と現実とのズレに耐えられないOLで読モの瑠衣や、貧困から全てを諦めざるを得ない中学生の瑛太の話など、「いやいや、これ、すみっこごはんの作品の味付けじゃないでしょ」と言いたくなるような鬱展開。
金子さんの弟弟子は、普通の展開だったものの、最後に出てきた遠藤豊はまあ救いがたい屑だ。すべてを捨てて逃げ出したくせに、新しい家庭で子供が生まれるタイミングで捨てた女と娘に会いに来るとかただの外道じゃないですか。
すみっこごはんの皆も昔話でホンワカしてんじゃねぇよ。
塩巻け、塩を。
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どんな道を通っても
間違ってることなんてない。
いろんな道があって
どれも正解で
必要なときに
その道を歩いていける
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みんなが同じ世界を受け入れられるわけないってことで、受け入れられない心の余裕、どうしようもない立場、戻れない時間…そんな切なめな内容がよかった。
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「すみっこごはん」のシリーズ、
口が悪くて文句ばかり言っている、渋柿こと柿本さんや、タッパーでお惣菜をたくさん持ち込んでくれる気のいいおばちゃん田上さん、ラブラブで結婚間近の一斗と奈央、楓の同級生の純也、プロの料理人・金子さんなど、頼れる常連さんに支えられての第四弾。
楓にも大きな転機が?!
「すみっこごはん」は、楓の母・由佳が娘のために残した形見と言ってもいい。
そして、このシリーズでも、たびたび“母”の存在が語られるが、今回も、皆さまざまな母を抱えている。
どんな屈託があろうと、自分を世界に誕生させた人物として、切り捨てることができないのが、母親との関係なのだ。
そして、人は皆、見えない敵と戦っている。
面白かったのが、高校生の楓が、三十路前半のお姉さんと、中学生男子の目には、全く逆の印象で映ることだった。
食べ物の姿かたちよりも、出汁の匂いが濃くかおる一冊でした。
『安らぎのクリームコロッケ』
読者モデルの小柳瑠衣(こやなぎるい)、本業は派遣のOL。
なけなしのプライドで、SNSの架空世界の中、セレブを演じるが…
故郷の母への激しい感情が彼女を苦しめる。
『SUKIYAKI』
中学3年の奥村瑛太(おくむらえいた)
上手く立ち回っているから、彼の貧困に気づいている友達はほとんどいない。
働きづめの母をこれ以上疲れさせないために、進学は諦めるべきか…
上を向いて歩こう、涙がこぼれないように…
『楓の味噌汁』
みんなに手を差し伸べたい、「すみっこごはん」がみんなの拠り所になるように…
でも、未熟な自分は母には及びもつかない。
悩む楓の前に現れた人は…
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共同台所 すみっこごはん くじで当たった人が食事を作り皆んなで食べるなんてなんて面白い発想なんでしょう。あのレシピノート実際に見て作ってみたいなぁとつい思ってしまいます。楓の味噌汁のエピソードが好きです。