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商品説明
日記のもつ多面的な魅力を解き明かし、数多の日記が綴ってきた日本文化の深層に迫る。4は、「更級日記」を取り上げ、漢文日記の「先例主義」と日記文学の「ためし」の共通性・相違性を明らかにしつつ、読解の視点を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
文学・歴史の境界を越えて見えてくる『更級日記』の本質とは? 気鋭の若手研究者による、まったく新しい『更級日記』論。
文学・歴史の境界を越えて「日記」という大きな枠組から見えてくる、『更級日記』の本質とは? 古記録としての漢文日記の「先例主義」と日記文学の「ためし」を連関させ、相互の共通性・相違性を明らかにしつつ、読解の視点を提示する。気鋭の若手研究者による、まったく新しい『更級日記』論。
【主な目次】
序章 『更級日記』へ
『土佐日記』/『蜻蛉日記』
第一章 紀行文へ
書き出しの読み/旅の日記/ひらがなで書かれた紀行文
第二章 登場する人々
継母/実母/父/姉とその子ども/藤原行成とその娘/夫/子ども/親戚/友人、女房仲間たち/「ためし」としての日記
第三章 書き手の半生―「ためし」としての日記―
物語と書き手/宮仕えと主婦/意識の多層性、変化とアヅマ/「ためし」としての日記【商品解説】
目次
- 序章 『更級日記』へ
- 『土佐日記』/『蜻蛉日記』
- 第一章 紀行文へ
- 書き出しの読み/旅の日記/ひらがなで書かれた紀行文
- 第二章 登場する人々
- 継母/実母/父/姉とその子ども/藤原行成とその娘/夫/子ども/親戚/友人、女房仲間たち/「ためし」としての日記
- 第三章 書き手の半生―「ためし」としての日記―
著者紹介
倉本 一宏
- 略歴
- 目白大学非常勤講師、武蔵大学総合研究所研究員など。主著:『古代歌謡とはなにか―読むための方法論』(共著、笠間書院、2015年)など。
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