- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2018/11/22
- 出版社: 飛鳥新社
- ISBN:978-4-86410-640-5
日本人、最期のことば
著者 西村眞
偉人20人の人生の終い方を描く超濃厚な短編歴史人物譚。彼らは何を想いながら、あの世へと旅立って行ったのか。その遺言には、私たちが見失っている「日本人の原点」が生き続けてい...
日本人、最期のことば
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商品説明
偉人20人の人生の終い方を描く
超濃厚な短編歴史人物譚。
彼らは何を想いながら、あの世へと旅立って行ったのか。
その遺言には、私たちが見失っている「日本人の原点」が生き続けている。
死は、誰にでも等しく訪れる。
私にも、そしてあなたにも。
・西郷隆盛
降り注ぐ政府軍の弾火が股と腹に命中し、覚悟を決めて…。
「もう、この辺でよかろ」
・豊臣秀吉
幼い息子、秀頼の行く末を案じつつ病床の中で…。
「なにわのことも ゆめの又ゆめ」
・夏目漱石
“泣くんじゃない”とたしなめられた末娘を思いやって…。
「いいよいいよ、泣いてもいいよ」
・乃木希典
日露戦争で多数の命を失わせた罪に、自らを罰するかのように…
「乃木家は我が一代限り」
・小林一茶
好き勝手生きてきたことに、虚しさや後ろめたさを感じて…
「耕ずして喰ひ、織ずして着る体たらく、今まで罰のあたらぬもふしぎ也」
・北原白秋
激しい発作が落ち着き、窓から入る新鮮な空気を感じながら…
「新しい出発だ。窓をもう少しお開け。……ああ、素晴らしい」
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人は死して「ことば」を残す
2020/02/12 13:33
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投稿者:秋田讃歌 - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの人物に対して、非常に細かい事実(だと思う・・)を良く調べたもんだと感心する。
事実だからこその「感動」がある。
「人生50年」から、今や「人生80年」
単に長生きしても、何の「ことば=言葉」を残せるか!?(小生も・・・)