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紙の本
熱き血の誇り 上 (角川文庫)
著者 逢坂剛 (著)
八甲製薬の秘書・麻矢は、人工血液製剤「フロロゾル」を輸血されたせいで父親が死んだという男から、白濁した内臓の写真を託される。製薬会社の闇に巻き込まれていく麻矢。さらに、新...
熱き血の誇り 上 (角川文庫)
熱き血の誇り(上)
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- 税込価格:1,804円(16pt)
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商品説明
八甲製薬の秘書・麻矢は、人工血液製剤「フロロゾル」を輸血されたせいで父親が死んだという男から、白濁した内臓の写真を託される。製薬会社の闇に巻き込まれていく麻矢。さらに、新興宗教の影が…。〔新潮文庫 2002年刊の一部修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
製薬会社の秘書・麻矢は、「人殺しの会社」と受付に押しかけてきた男から、ある写真を預かる。それは病院で死亡した男の父親の解剖写真で、白濁した内臓が写っていた。麻矢の会社が開発した白い人工血液、フロロゾルが使われたことで父親は死んだというのだ。フロロゾルの存在を全く知らなかった麻矢は、写真を男に渡した元婦長鳥飼キヨ子を訪ねて静岡に向かう――。戦国時代の母子哀話、遠くスペインはカディスから逃れてきたフラメンコ歌手とギタリスト、輸血を禁じる謎の新興宗教、海岸の失踪事件。壮大な仕掛けが徐々に一つの線で繋がっていく、超エンタテインメント!【商品解説】
目次
- 寺町麻矢 〈八甲製薬〉秘書室員
- 秋野のぶ代 麻矢の友人・フリーのカメラマン
- 吉森卓郎 〈八甲製薬〉広報部員 麻矢の先輩
- 八十島甲吉 同・
- 筑波光彦 同・開発部長
- 岩戸良輔 静岡県警警備部外事価警部補
- 奥井 準 〈ユダの光〉医療相談員
- 鳥飼キヨ子 元三國医院看護婦長
- ブロンセ フラメンコの歌い手
著者紹介
逢坂剛
- 略歴
- 1943年東京都生まれ。’80年『暗殺者グラナダに死す』でオール読物推理小説新人賞を受賞。『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会賞の三冠受賞。
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