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読割 50
紙の本
世界をこの目で (角川文庫)
著者 黒木亮 (著)
箱根駅伝ランナー、国際金融マンから、経済小説家へ。異文化の洗礼、交渉術、旅の流儀、取材術、文章修業…。ロンドンに住み、鞄ひとつで世界中を駆けた、黒木亮の熱闘エッセー。【「...
世界をこの目で (角川文庫)
世界をこの目で
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商品説明
箱根駅伝ランナー、国際金融マンから、経済小説家へ。異文化の洗礼、交渉術、旅の流儀、取材術、文章修業…。ロンドンに住み、鞄ひとつで世界中を駆けた、黒木亮の熱闘エッセー。【「TRC MARC」の商品解説】
これまで訪れた国は80ヶ国。国際金融マン時代から小説家となったいまも「真実」を追いかけ、かばん一つで世界を飛び回る。そんな著者が自分の旅を振り返り、「世界の見方」を伝授する白熱のエッセー集。【商品解説】
著者紹介
黒木亮
- 略歴
- 1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『エネルギー』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。
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著者のバックグラウンドや小説のネタがよくわかる
2020/09/04 01:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近,黒木亮,つまり著者の経済小説にはまっている。銀行にも証券会社にも勤めたことはないが,少し投資を試みて,そして失敗した経験があるので興味をそそられたのだ。
半分が,自伝のようなエッセイ,そして半分が小説のネタばらしである。こちらのほうは小説のほうがおもしろいが,自伝的エッセイに惹かれた。すごい努力家だ。カイロアメリカン大学の修士課程を修了するのは並大抵の努力では済まなかったはずだ。バブル期の銀行がどれだけ激務だったかわかるし,評者も一応米国の大学の大学院を修了しているので,外国語で大学院を修了するのがどれだけ大変かも(多少は)わかる。しかもアラビア語で!これは尊敬するしかない。小池百合子の卒業を「そんなはずはなかろう」と評しているのも納得である。早稲田大学の出身者にもこんなすごい人がいるのだと感心。前作の「リスクは金なり」よりも荒らしいだけ読みやすいし,話題も身近なので楽しい。