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紙の本
サブカル勃興史 すべては1970年代に始まった (角川新書)
著者 中川右介 (著)
1960年代がサブカルの黎明期だとしたら、70年代は勃興期にあたる。「ドラえもん」「ウルトラマン」など、それぞれの作品が生まれるまでと、誕生して、どう受け入れられ、どう派...
サブカル勃興史 すべては1970年代に始まった (角川新書)
サブカル勃興史 すべては1970年代に始まった
05/09まで通常924円
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商品説明
1960年代がサブカルの黎明期だとしたら、70年代は勃興期にあたる。「ドラえもん」「ウルトラマン」など、それぞれの作品が生まれるまでと、誕生して、どう受け入れられ、どう派生していったかを客観的に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
2010年代に入ってから、「ウルトラ・シリーズ」、「仮面ライダー」、「ヤマト」、「ガンダム」、あるいは「ベルばら」「ポーの一族」などが次々と40、50周年を迎えている。それらはみな、単に昔のものとしてあるだけでなく、現役のコンテンツとして新作が発表され、映像化、舞台化されている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まっているのだ。 1960年に生まれ、アニメ、特撮ものを最初期からテレビで見ていた中川右介(作家、編集者)が「リアルタイムの記憶を基にして目撃譚」として描くサブカル勃興史。
記憶をたどりながら書きますが、公にするからには、記憶にだけ頼り、間違ったことを書いてはいけないので、改めて調べ、事実確認をして書きます。歴史家的視点と、当時の少年視聴者・読者としての記憶とを融合させ、「読者・視聴者としてサブカル勃興期を体験した者が書く歴史」を提示したいと思います。(筆者)【商品解説】
2010年代に入ってからウルトラシリーズ、仮面ライダー、ガンダム、あるいはベルばら、ポーの一族などが40、50周年を迎えている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まったのだ——。【本の内容】
目次
- 第一話 静かに生まれた国民的キャラクター ――『ドラえもん』(1970年)
- 第二話 ウルトラ・シリーズの再出発 ――『帰ってきたウルトラマン』(1971年)
- 第三話 石ノ森・東映ヒーローの誕生 ――『仮面ライダー』(1971年)
- 第四話 スーパーロボットの出現 ――『マジンガーZ』(1971年)
- 第五話 少年も読む少女マンガ ――『ポーの一族』と『ベルサイユのばら』(1972年)
- 第六話 アニメ新時代の幕開け ――『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)
- 第七話 ニュータイプのアニメ ――『機動戦士ガンダム』(1979年)
著者紹介
中川右介
- 略歴
- 〈中川右介〉1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。作家、編集者。アルファベータ代表取締役編集長などを歴任。
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安直な結論
2018/12/02 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
サブカルとは、特撮ものとマンガとアニメのみを指す言葉なのかという疑問を抱きつつ読了。
内容は、1970年代に大ヒットし、今なお影響を保持している作品(ドラえもん、ウルトラマン、仮面ライダー、マジンガーZ、デビルマン、ベルサイユのばら、ポーの一族、宇宙戦艦ヤマト、機関戦士ガンダム)を中心に、その時代のマンガ・アニメの歴史を綴ったもので、各作品の内容紹介はありません。そして「全ては宝塚歌劇を原点に持つ手塚治虫に始まった」という結論でした。やや、安直な結論ではありますが、1970年代に小学生だった方にはお勧めの本です。
本書で取り上げられた作品は、どれも夢中になったものばかり。自分史とも重ね合わせ、充実の読後感でした。ただ、機関戦士ガンダムは、高校生になっていたので全く見ていません。私の場合は、アニメや特撮ものは「宇宙戦艦ヤマト」で卒業したという感じです。
「アニメや特撮もので、今見ても十分面白いのはガンダムだけ。他の作品には懐かしさ以外の面白さはない」という中川氏の結論には、全く首肯できませんが、1970年代は、ある意味、贅沢な時代だったのだなあと実感したのでした。