紙の本
また読みたいシリーズ
2023/08/18 10:59
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投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズの最終巻。
後半は特に、覚えておきたい言葉がたくさんありました。
最後にシャールのこれまでの流れがわかり、そうだったのかと納得しました。
続編が読みたいです。
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是非映像化してほしい
2022/02/23 16:09
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投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ完結編。シャールがシナモン香るココアの湯気の中、彼女が心の内をひっそりと語り出す辺りが寂しいようなワクワクするような不思議な感覚でした。これで完結なんて残念でなりません
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隠れ家カフェ
2019/04/14 18:10
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
縁があれば行きつける隠れ家カフェに悩める人たちが集まります。
こんなカフェがあれば是非通いたい、そんなお店ですよね。とうとう完結です。
人生にちょっと行き詰った人がここに来て美味しいものを食べて、新たな一歩を踏み出していきます。
まさか、あの人に何かあるのか?って心配しながら読みました。
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良い終わり方
2022/07/25 14:25
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
このまま続けても、面白くなかっただろうから。
最後の話は、マカン・マランシリーズだけ読んでる人には理解できなかったんじゃ?
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あぁ、終わってしまった。
傷ついた人たちを救ってきたシャールの物語も本作で完結。前作でシャールに救ってもらった人たちの知人が、今回の主役になったりしてるのだけど、前作ほど重くはない。
シャールの「自分で自分を救う」の言葉はとてもずしんと心にきた。誰かにしてもらうのではなく、自分を救って幸せにするのは、自分しかいないのだと改めて感じられた。
シャールの言葉、もっと聞きたかったな。
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昼はダンスファッション専門店、夜は身体に優しい料理を楽しめる夜食カフェ「マカン・マラン」の、シリーズ4作目。
女子高生のSNSいじめ、マスコミの寵児のツイッター炎上騒ぎ、元グラビアアイドルのセレブ妻の孤独…
今作はより一層、まさに今の日本で、同じような苦しみにあい、傷ついている人たちがそこにいるだろうと思わせるストーリー。
そしておしまいは、『銀色のマーメイド』(『快晴フライング』改題)で、女性の身体に男性の心を持つ性同一性障害に苦しむ中学生として描かれた雪村襟香が、シャールと柳田に再会する物語で、幕を閉じる。
タイトルを見て、もしやシャールが、今度こそ還らぬ人になってしまうのではないか、「マカン・マラン」が閉店してしまうのではないかとびくびくしながら手に取り、そんな終わり方ではなかった事に安堵。
"なにかを選び取っていくためには、なにかを失う覚悟をしなければいけない人生の不自由さに、胸が震える"
"行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらく、寂しい。
されど、寛大にして、誇り高き女王であれ───"
シャールのともす「マカン・マラン」の灯は、これからも、何度でも、勇気をくれるだろう。
私も、『三つの感嘆』を、忘れずに実行しよう。
「美味しかった」「よく寝た」「気持ちよかった」…よく寝た、は忘れがちだけれど。
身体を鍛えるのも…善処します…
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知らず知らずのうちに不幸という免罪符に
人とのかかわり方がうまくいかなくなった
ぼっちにおびえる女子高生。
世界一という称号で時代の最先端に挑み
戦ってきた若き料理人。
トロフィーワイフの立場にこだわりつつも
何もない自分に不安を抱く若奥様。
おそらくあの作品を読んだらもっと
深く楽しめただろう美青年の来訪・・・
どの話も凄く面白かった。物語を通じて
シャールさんが沢山大事なものを失った
うえで得た今のスタイルがすごく素敵で
自分も自分らしく生きられたらと思ったが
なかなかそれって大変だなと・・・
作中に出てくる「美味しかった」
「よく寝た」「気持ちよかった」が自然に
言える日常にしたいと思いました。
「さよらな」や「おしまい」が
タイトルに入っていたのでどんな
内容なのかとそわそわとしながら
読みましたが心温まる作品でした。
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とうとう終わってしまった。大好きなマカンマラン。
シャールさんに会えなくなるのが寂しくて、なかなか読み終えることができませんでした。図書館で借りていて、なおかつ予約待ちの人気シリーズということで延長はできないし……と、無理やり奮い立たせての読了。
物語はいったんここで終わり。けれど柳田とのラストシーンは、これからもずっとマカンマランはそこにあって、ゆったりとしていながらにぎやかな日々が続いていくんだろうな、というやさしい希望に満ちたものでした。
最後まで読んでよかった。
このごろのわたしはそれほど忙しくない気がしていたけれど、やはりマカンマランのドアを開くと、ゆったりとした時間と身体を労わるお料理に癒されるので、あぁ、わたしは疲れていたのだな、と自覚するのでした。
文庫化を待つか、単行本でそろえるか。
いずれにしても、これから何度もきっとマカンマランに癒されたくなるはずなので、手元においておきたいシリーズです。
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また一つ、終わってしまうのが悲しいシリーズが完結してしまいました。
“さよなら”という言葉にどきどきしていたのですが、最悪の事態ではなく、一区切り、おしまい、という感じが強くて最後までほっこりと読めました。
今回も、あ〜いるいるそういう人、というような癖のある人たちが出てきましたが、それもシャールさんの魅力(魔力?)とご飯で良い方へと向かっていく。
きっかけがあるって大きなこと。
今までの登場人物だったり、エピソードが散りばめられてるから改めて最初から読み返したくなりました。
エリックの話も読んでみたい。
何よりシャールさんの料理が本当に毎回気になるので巻末の参考文献も見てみよう。
本文より「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが、大人の嗜みというものよ」
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ついに最終章。
本当次々読みたくなる本だった‼︎
早く次が読みたいと思ったのは久しぶりだった。
そんな本がついに終わっちゃって本当に寂しくなる!
色んな人の悩みに寄り添ってきた夜食カフェが
本当に羨ましく思った‼︎
登場人物のその後のストーリーも読んでみたいと思った‼︎
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悩みや妬みや迷いを抱えながら、誰にも相談することもできず、一人で苦しんでいる人たちの心を、シャールは解き放してくれる。
ただ、話を聞いてくれるだけでいい。
送り出してくれるだけでいい。
それが、何よりの勇気になるから。
今までマカン・マランを訪れてきた人たちを、シャールが思い返すシーンを読むと、また前作から読み返したくなる。
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心当たりの読あるなし関係なく、読みながらにいつしか心が浄化されている。
もうおしまいなのはさみしいけれど、、
ああ、面白かった!
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マカン・マランシリーズ最終作。
あぁあ、終わっちゃった。というのが正直なとろ。でも、すべてを丸く納めたりせず、みんな、人生の途中だっていうのが、逆に嬉しかったり。
このシリーズではじめてあとがきがありましたが、いつかまた、マカンマランに会えることもあるのかなって。
新年のアドベントスープや、フェーブの入ったガレット・デ・ロワ。そして、エピファニー…最後まで読めて良かった!
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このシリーズもとうとう最後。一番起きて欲しくない結末を想像しながら、一晩に1つずつ、4話読み終わりました。
シャールのところへやってくるのは、これまで来たお客と繋がりのある人たち。最後のお客だけは、これまでのどのエピソードにも登場していません。(それは別の小説になっていました。)
このままシャールが安息のうちに日々を送れるよう、またここへ来た人たちのこれからにも、エールを送りたいです。そしてまたいつか、その後のマカン・マランに、私たちも巡り会えますように・・・。
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シリーズ第4作。日常生活に行き詰まってしまった人たちが、ドラァグクイーンのシャールさんに出会い、気持ちを浄化され、一歩を踏み出していく物語。今回も読んでいる間中、ずっとシャールさんに、私も励まされ、浄化してもらった気持ちになりました。また、出てくる夜食すべてがおいしそうで、私も通いたくなる。
シャールさんの言葉はどれもシンプルで当たり前なのかもしれない。でも、どの言葉も心にずしんと響き渡ります。
連作短編集で、今回が最終巻。シャールさんやラカンマランに来る常連客と会えなくなるのは淋しい。
最終話は、シャールさん目線で話が進む。いつも人を勇気づけているシャールさんだけど、シャールさんのさまざまな部分を感じることができた。弱さや哀しさ、心に刻まれていること…。
やはりすごい人だなと思いました。
最終巻読む前に、銀色のマーメイド、読んでおくべきだったと後悔。