電子書籍
日本史
2019/03/13 15:56
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代劇なんかでもよく見かけるシーン。これって本当にできるのかな?などの素朴な日本の歴史の疑問に答えてくれます。
紙の本
日本史を科学的視点から考察
2019/02/17 17:51
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、某経済新聞夕刊の書評欄で、最高の五ツ星評価を受けていた。因果関係を明確にして、最も単純に説明する科学の視点から日本の歴史の出来事を解き明かすというのが、著者の意図である。豊臣秀吉の中国大返しでは、食料・水の補給など2万人の移動を後方から支援した兵站の重要性、戦国時代の戦いで最も活躍したのは刀ではなく長槍であるという内容は、奇しくも最近出版された本郷和人著「軍事の日本史」でも触れられている内容である。バラバラに聞こえる時の鐘、金閣寺・金のシャチホコ・東大寺大仏で金の使用量が多いのは東大寺大仏、鉄砲の的に当たる確率からフグが「テッポウ」と呼ばれた等日本史に親しみを持つ内容が満載である。ただし、加賀藩の参勤交代で500kmを1週間で移動、秀吉の紀州太田城の水攻めでは、全長5.7kmの堤防を1週間弱で築いたとの記述があるが、なぜ、これを可能ならしめたかの説明がない。すべての項目について、読者を納得させる科学的説明がないところに、若干の不満は残る。
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投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の歴史を科学の面から見た本。日本の歴史の新たな面が見れたような気がしました。日本の歴史を楽しく知ることができて良いなと思いました。
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実際科学で突っ込んでる内容はそう多くない。けど、真剣白刃取りとか、道真の怨霊なんかは面白かった。
が、中国大返しを、一章では大したスピードではなく実は補給が凄かったんだと書いてるのに別の章ではすごい行軍スピードと書いてたり、割と書き散らかした感じもする。
空想科学読本のようなハッタリはないけどね。
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著者は、科学で歴史を説明するような本は、これまでなかった、と書いてますが、少なくとも自分は、元日本物理学会長の伊達宗行さんが書いた『「理科」で歴史を読み直す』の存在を知っており、その本は、平林さんの本に比べると、かなり本格的であり、深みがあり、面白くて読み応えのある本です。
その一方で、この本は、歴史に詳しい人が読むと、大したことがないのかもしれません。
が、科学と絡めての説明、という意味では、一定レベル以上の評価をしてよいと思います。
一定程度の科学に関する知識があると、楽しめる本だと思います。
逆に、科学に対する理解が低すぎると、ほとんど素通りで、「なるほど」に達することなく、「ふーん」で終わってしまうかもしれません。
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あまり珍しくない歴史トリビア。科学でツッコむというタイトルだけど、それほど深い科学的な考察があるわけじゃない。たとえば、一本の矢が20kgの力で折れるから3本だと60kgで、大人を持ち上げる程度の力があれば折れるというけれど、両手で矢の両端を持って矢を折るためには、片手で60kgの力をかけないといけないので、それはめちゃ怪力で無いと無理。残念な本でした。
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日本の歴史に登場する場面が、実際には現実的だったかどうかを科学の観点から調査。結果的には…残念。割と現実に達成可能な事実が多そう。
昔、一時期流行した空想科学読本の面白さを思い出す。あれくらいぶっ飛んだ空想力が欲しい。
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読んでびっくり、無理やり科学の分野に押し込みすぎて分野ごとの違いが何も分からない。
科学とうたっている以上科学的検知できっちりと証明してもらいたかった。
結局歴史認識は現代では情報が少なすぎてどうとでも取れてしまい矛盾を作ってしまうんだろう。でも見方を変えればそれがロマンだという事も出来てしまう。
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タイトルの通り、歴史の有名なエピソードのアレヤコレヤを科学的に検証するオモシロ本。忍者が水上歩行する水雲はただの浮き輪に、真剣白刃取りは実現不可能。菅原道真の呪いの雷はただの雷に…他にも峰打ちが、那須与一が、加藤清正etc…が!気象学、工学、力学、物理、動物学など、あらゆる科学を駆使して検証すると、なんともガッカリな話が多いけど、ソコが面白い!でも、真剣は木のバットより重いとか、五重塔は実は一階建てとか、へぇ〜!!となる話も。
信長×秀吉×家康の行軍スピード対決も面白かった。
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「科学とは、起きる現象には必ず理由があって、それを解き明かすことができること」という定義に基づいて、科学の視点で歴史を書いた本。
著者はサイエンスライターで、歴史専門家ではありません。
だからこそ、理系の切り口から語られる新しいおもしろさがあります。
柳田理科雄氏の著作を読んでいるような気分。
本能寺の変ですごいのは、高松から京都に向かって走り続けた秀吉ではないとのこと。
時速3キロメートルくらいの移動だったとのことで、たいしたことはないと切り捨てています。
それよりも、その間の食事を確保し続けた石田三成の方がすごいと、著者は指摘します。
大人一日当たり、少なくとも3個以上のおにぎりが必要という計算から、秀吉勢2万人が200kmの長距離移動をする際、おにぎり200万個を用意したと聞くと、さすがにすごい手配力だと驚かずにいられません。
三成すごいよ!
君はおそらく、天下人ではなくロジ担当に向いていたんだね。
真田家の家紋は六文銭。三途の川の渡り賃だと言われています。
三途の川の川幅は約600kmで、六文銭は600円。これは妥当な値段だそう。
うーん、数字に直し計算して理解する理系ならではの考え方ですね。
ほかにも、十二単ができたのは10世紀で、小野小町や持統天皇の時代にはなく、小倉百人一首に描かれた女流歌人の姿は違うんじゃない~?という話や、シーボルトの孫娘、楠本高子は美貌の持ち主で、メーテルやヤマトのスターシャのモデルになったなど、興味深い話が満載です。
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<目次>
第1章 イメージをくつがえすビックリ⁈
第2章 スゴすぎる舞台裏にビックリ⁈
第3章 ヤバすぎる異彩にビックリ⁈
第4章 残念な現実にビックリ⁈
第5章 どんでん返しにビックリ⁈
<内容>
サイエンスライターによる歴史エッセイ。まあこんな感じ…という読後感。よく知っていることが多く、そんなに勉強にはならなかった。牛車のスピードよりも勤務時間の話とか、日本刀の話、それと本多正勝の槍や宮本武蔵の巌流島の決闘など、もう少し調べられるよね…というところか。歴史初心者向けですね。
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科学というよりは、歴史雑学な感じ。
スピードを題材にしたものが多かったので、数学よりかな?
奇襲日和は、なるほど!と思った。
月のない夜は気をつけねば。
これから、歴史の面白い話を知りたい人に入り口になるかも。
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図書館で、見つけた本である。
加藤清正の身長は?・・・は、手の平の8.9倍が、身長に・・・だと、230㎝という事など、面白い。
時代小説が、好きでよく読むのだが、「峰打ち」「真剣自刃取り」等、肩なの重さを鑑みたら、とてもじゃないけど、不可能だと思う。
しかし、人間技とも思われない事も多々ある事も この世ではあるから、一概に言えない事もあるだろう。
3本の矢にしても・・・
旧暦を新暦に変更した大隅重信の話は、良く聞く話であり、今、今野敏氏の「天を測る」という小説で、臨海丸で、浦和港からサンフランシスコヘ出航した小野友五郎など、微分積分迄も計算しつくしている事を読みながら、この時代人達も、素晴らしい人が居るのだと、思っている。
後ろの参考文献を見ていたら、本になるには、なかなか大変だと思った。
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面白かった。科学的に歴史的謎を検証する、という豆知識的内容。
歴史の重大事に関わる検証から、そういえばあれはどうなんだ?というような気になるけども知らなくても何ら差し支えない事柄まで順不同テーマ別(?)になっています。
何年も前から大河を見るようになって「歴史知らないな…」と思うことが増え、ドラマは史実通りでないこと多いけども、知ってる方が何かと楽しめると気づいてから手軽な歴史関連書を気まぐれに手にとるようになりました。
あんまり歴史に興味持てない人のほうが気軽に手に取れるかも。最初児童向けかと思ったくらいの装丁。さらっと読めます。
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小野小町の時代に十二単はなかった。出来たのは10世紀
平安貴族、夏は朝4時半から仕事、9時には仕事終了
冬は7時前から11じくらいまで
加藤清正、身長は150~160cmくらい
江戸城にあった地震の間
江戸の時の鐘はリレースタイル
さくさく読める雑学本