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紙の本
上方らくごの舞台裏 (ちくま新書)
著者 小佐田定雄 (著)
六代目松鶴、三代目春團治、五代目文枝をはじめとする、彼岸に渡ってしまった上方らくごの師匠たちの演題を厳選。舞台裏話から芸や人の魅力、お囃子さんまで語り尽くす。歌舞伎になっ...
上方らくごの舞台裏 (ちくま新書)
上方らくごの舞台裏
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商品説明
六代目松鶴、三代目春團治、五代目文枝をはじめとする、彼岸に渡ってしまった上方らくごの師匠たちの演題を厳選。舞台裏話から芸や人の魅力、お囃子さんまで語り尽くす。歌舞伎になった新作落語「山名屋浦里」の裏話も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
今は亡き上方落語四天王(六代目松鶴、米朝、三代目春團治、五代目文枝)を中心に、懐かしい師匠達の舞台裏噺からお囃子さんまで、四十年の思い出を語り尽くす。【商品解説】
今は亡き上方落語四天王(六代目松鶴、米朝、三代目春團治、五代目文枝)を中心に、懐かしい師匠達の舞台裏噺や芸談を語り尽くす。【本の内容】
著者紹介
小佐田定雄
- 略歴
- 〈小佐田定雄〉1952年大阪市生まれ。落語作家。落語の新作や改作、滅んでいた噺の復活や、近年は狂言、文楽の台本も手がける。著書に「枝雀らくごの舞台裏」など。
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紙の本
上方落語のお噺とそれにまつわる各師匠方のエピソード、落語ファンにとってたまらない一冊
2018/12/17 16:35
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小佐田さんのすごいのは、歴史的事実や裏話などを語っているのに、それで読者を爆笑させるテクニックが使われているのでするする読め、しかもめちゃくちゃためになるところだ。「落語のお勉強」をさせられる本とはまるでちがう。そのうえ、実はうっすらと泣かせも入っていて、エンターテインメントとして完璧。第1章が上方らくご精選38席で、渋い演目が並ぶ。頭から青空散髪、網船、有馬小便ってどうです、もし。四天王ではなく4代目染語楼師の思い出話から始まるのもいい。最後が山名屋浦里の枝雀師逸話で締めるのもええなぁ。