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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/11/22
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- サイズ:19cm/274p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-32234-2
読割 50
紙の本
AIと日本の雇用
著者 岩本晃一 (編著)
AIをはじめとするITは、雇用、働き方にどのようなインパクトを与えるのか。日本はグローバル競争にどう打ち勝つか。研究プロジェクト「IoTによる生産性革命」の成果をまとめる...
AIと日本の雇用
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商品説明
AIをはじめとするITは、雇用、働き方にどのようなインパクトを与えるのか。日本はグローバル競争にどう打ち勝つか。研究プロジェクト「IoTによる生産性革命」の成果をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
●AI(人工知能)、の普及、ロボット化による雇用破壊が注目の的です。オックスフォード大学研究者の「労働人口の47%は代替される」という分析結果が衝撃をもたらし、世界中で雇用の未来に対する懸念が一気に高まりました。だが、それが本当なのか? 本書は、世界にも例がない、企業への広範な調査、先行しているドイツの調査研究などを通じて、AI、ロボット、IoTによる雇用へのインパクトを明らかにします。結論は、喧伝されている見方とはかなり違うものです。
<雇用減の極端なインパクトはない>
大部分の職は自動化されても人間がこなす部分が大きい。
<雇用は全体として増え、働き方が変わる。雇用の二極化が進む>
IT関連、データサイエンス分野では雇用が増加、製造・物流などでは雇用が減少。中間層が大きな影響を受ける。
<自動化に前向きな日本企業。ルーティン職は自動化>
雇用は専門職・技術職で増加、事務職では減少する。
日本では悲惨な雇用の喪失は起きない可能性があるが、問題は、データサイエンティストなどの専門職の人材不足であり、高スキル人材の育成です。拡がる所得格差を縮小するための所得再配分の強化が必要になることを明らかにします。
●本書の特色:ドイツはじめ世界の先進的な研究をもとに、日本企業へのヒアリング、中堅・中小企業も含め1万社へのアンケート調査に基づき、バランスがとれ、なおかつリアルな展望を描き出します。【商品解説】
目次
- 第1章 第4次産業革命とは、人工知能とは
- 第2章 AIは雇用を破壊するか:フレイ&オズボーン推計とドイツのチャレンジ
- 第3章 雇用の質・構造の変化こそ問題:世界の最先端研究が示唆するもの
- 第4章 日本の雇用はどう変わるか:日本企業の実態
- 第5章 世界的な人材育成競争の始まり
著者紹介
岩本晃一
- 略歴
- 〈岩本晃一〉香川県生まれ。京都大学大学院(電子)修了。独立行政法人経済産業研究所研究グループ上席研究員(特任)。著書に「インダストリー4.0」など。
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紙の本
AIの普及によって日本の雇用がどうなるかを検証した画期的な書です!
2018/11/28 12:25
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、AIの普及によって、これからの日本の雇用がどうなっていくかを検証した画期的な書です。AIによってこれまでの労働が機械に置き換わり、その分、人々の労働が奪われるのではないかという不安が広がっていますが、全体的にはそれほど心配することはないと著者は言います。それよりも、AIの普及によって労働の質が変わってくる方がより深刻だと強調しています。すなわち、日本では非正規労働として働いている女性に対して大きな影響あるというのである。詳細は、ぜひ、本書をお読み下さい。