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商品説明
微粒子の乱雑で不規則な運動として知られるブラウン運動をいかに数学として記述するかという探求が、確率論と呼ばれる数学理論誕生の原動力となった。その歴史に関わった主要な人物を紹介しながら、研究の流れを綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
確からしさとはいったい何だろうか。微粒子の乱雑で不規則な運動として知られるブラウン運動。その偶然の運動をいかに数学として記述するかという探求が、確率という概念を発展させ、確率論と呼ばれる数学理論誕生の原動力となった。その歴史に関わった主要な人物の紹介を絡めながら、研究の流れを綴った著者畢生の作品。【商品解説】
目次
- はしがき
- 第1章 偶然の中に潜む法則
- 1.1 身近に現れる“ゆらぎ”
- 1.2 肉眼で観る自然に潜む偶然
- 1.3 顕微鏡で見る偶然――レーベンフックの登場
- 1.4 偶然を楽しむ遊びサイコロの話
- 第2章 偶然を語る数学の始まり
- 2.1 配分問題――パスカルとフェルマーの往復書簡
著者紹介
池田信行
- 略歴
- 〈池田信行〉1929〜2018年。長崎県生まれ。九州大学理学部数学科卒。大阪大学教授、立命館大学教授などを務める。専門は確率論。
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紙の本
確率論の起源となったブラウン運動とそれを発見した数学者について語ってくれます!
2019/02/20 14:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、微粒子の乱雑で複雑な動きで知られるブラウン運動とそれを発見した偉大な数学者に焦点を当て、解説した数学書です。実は、現在、多くの人が知っており、社会で活用されている確率論は、このブラウン運動を起源としているのです。その意味で、同書は、確率論の歴史を探っていく数学史の書とも言えます。確率に関心のなる方には最高の一冊ではないでしょうか。