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紙の本
面影日本 (角川ソフィア文庫 千夜千冊エディション)
著者 松岡正剛 (著)
知の巨人・松岡正剛のブックナビゲーションサイト『千夜千冊』を大幅に加筆修正し、テーマ別の見方・読み方で独自に構成・設計するシリーズ。「方丈記」「百代の過客」など、「面影を...
面影日本 (角川ソフィア文庫 千夜千冊エディション)
面影日本 千夜千冊エディション
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商品説明
知の巨人・松岡正剛のブックナビゲーションサイト『千夜千冊』を大幅に加筆修正し、テーマ別の見方・読み方で独自に構成・設計するシリーズ。「方丈記」「百代の過客」など、「面影をうかがう日本」をめぐる作品を案内する。【「TRC MARC」の商品解説】
いつのことからか、日本人による日本イメージをめぐる表現力が、
とても退屈になってきた。面影が動かなくなっているからだ。
枕草子の数々がない。和泉式部の「はかなさ」がない。
定家の有心がない。連歌のつらなりがない。心敬の「冷え」がない。
面影日本に埋っていた数々のアンカーが見えていないのだ。
だったらせめて、常世を遠望して余情に遊び、ときに稜威に震えなさい。【商品解説】
目次
- 第一章 面影の原像へ
- 谷川健一『常世論』一三二二夜
- 萩原秀三郎『稲と鳥と太陽の道』一一四一夜
- 大林太良『正月の来た道』四五一夜
- 山折哲雄『神と翁の民俗学』一二七一夜
- 山本健吉『いのちとかたち』四八三夜
- 丸山眞男『忠誠と反逆』五六四夜
- 第二章 をかし・はかなし・無常・余情
- 清少納言『枕草子』四一九夜
著者紹介
松岡正剛
- 略歴
- 編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。80年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立し様々なプロジェクトに応用。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開。著書に『フラジャイル』『ルナティックス』『自然学曼荼羅』『擬』ほか。
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紙の本
古典から「面影」について深く考察した画期的な一冊です!
2019/01/21 08:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、常世、鳥居、正月、翁、稜威といったことをモチーフにして「面影」について考察した一冊です。内容は、「面影の原像へ」から始まり、「をかし・はかなし・無常・余情」、「連鎖する面影」、「ニッポンを感じる」から構成されており、日本の古典から見られる日本の面影が丁寧に解説されています。なかなか読み応えのある興味深い一冊です。