山神様の初恋のつがい （角川ルビー文庫）

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

月東先生による、「昔ばなし、もふもふ、不憫っ子、猫かわいがりと好きなものを詰め込んだお話」（あとがきより）。

ネタバレがあります。

狼から山神さまになった攻めと、母を亡くし山で一人暮らす健気な受け。本編は受け視点、電子書籍特典のSSは攻め視点。

容姿の違いから村人から鬼の子として迫害された受けが山神である攻めに助けられ、憎しみをこえて愛し合い、幸せになるお話でした。

読み終えるまで５回は泣きました（涙）。目が真っ赤になるので、ご注意ください。

母との別れに泣き、村人からの酷い仕打ちに泣き、攻めとのすれ違いに泣き、懺悔するお婆さんに泣き、ラストの蜜柑の木で大号泣。

お風呂上がりにお肌のお手入れをしてから読んだら、涙で化粧水や乳液なんかが流れてしまいました。なみだもろくなったのは歳のせいかしら・・・

泣けるシーンもありますが、エッチもあったり、もふもふも堪能したりとお楽しみもあります。ただ、獣姿でのエッチが、なかったのは残念〜（獣攻めが苦手な方は安心してください）。

人間嫌いだった山神さまが、受けを愛するようになるまでの過程も見どころです。ハンカチやタオルを準備して、お読みください！

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ケモ耳しっぽだったり白い狼だったりな山神様と、山に一人で住む健気で不憫な受け。村人から酷い扱いを受け山神様に助けられ一緒に暮らすことに。山の獣たちの優しさや、村人の理不尽さ、一人だけ助けてくれてた村のおばさんとの関係、母の想いなど、モフモフだけではありません。が、モフモフも添い寝とかあります。
人間嫌いな山神様も手放せないと思う程の愛らしい受けで、悲しい過去も吹き飛ぶくらい甘々です。