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紙の本
今日から使える物理数学 難解な概念を便利な道具にする 普及版 (ブルーバックス)
著者 岸野正剛 (著)
微分方程式、ベクトル解析、複素関数、フーリエ解析。理系なら絶対に理解しておきたい4つの数学テクニックを、身近な事例をもとに講義調でやさしく解説。謎解きを楽しみながら、自然...
今日から使える物理数学 難解な概念を便利な道具にする 普及版 (ブルーバックス)
今日から使える物理数学 普及版 難解な概念を便利な道具にする
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商品説明
微分方程式、ベクトル解析、複素関数、フーリエ解析。理系なら絶対に理解しておきたい4つの数学テクニックを、身近な事例をもとに講義調でやさしく解説。謎解きを楽しみながら、自然と物理数学が理解できる。【「TRC MARC」の商品解説】
微分方程式・ベクトル解析・複素関数・フーリエ解析──理系なら絶対に理解しておきたい4つの数学テクニックがこの一冊で身につきます!取っ付きにくい「物理数学」を「役に立つ道具」として使いこなしましょう。充実した例題と理解が深まるコラムによって独学ではつまづきやすい部分も確実にフォロー。高校数学以上の前提知識を必要としないから、本格的な学習の入門・独習にも最適です。
使えば、わかる。
微分方程式・ベクトル解析・複素関数・フーリエ解析──理系なら絶対に理解しておきたい4つの数学テクニックがこの一冊で身につきます。今度こそ取っ付きにくい「物理数学」を「役に立つ道具」として使いこなしましょう。
「この問題はどうやって解くのか」という視点で身近な事例をもとに講義調でやさしく丁寧に解説。充実した例題と理解が深まるコラムによって独学ではつまづきやすい部分も確実にフォロー。謎解きを楽しみながら読み進めていくうちに、自然と物理数学のポイントが頭に入ってきます。
高校数学以上の前提知識を必要としないから、大学での本格的な学習の入門・独習にも最適です。
本格的に物理を学ぶために、専門書を正しく読むために、日々の生活や仕事に役立てるために、そして広く科学の教養を積むために本書を活用してください。
【本書で取り扱う内容】
謎を解く驚異のデバイス 微分方程式
3次元を手中に収める快感 ベクトル解析
虚数は好奇の世界への入り口 複素関数
無数の波から生まれる不思議 フーリエ解析【商品解説】
著者紹介
岸野正剛
- 略歴
- 〈岸野正剛〉1938年生まれ。大阪大学工学部精密工学科卒業。姫路工業大学名誉教授。工学博士。著書に「量子力学の基礎」など。
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紙の本
興味深い部分多々あるも、初学者にはやや難しいかもしれないので、そこは要注意
2021/05/06 01:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M.F - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの中に「物理数学」という言葉が入っているが、具体的には、微分方程式・ベクトル解析・複素関数・フーリエ解析の、合計4分野について、物理学から見た要点を解説した本である。
合計4分野にもわたる要点を、新書一冊によって確認出来るのは、ある意味便利といえるのかもしれないが、それだけ圧縮されて記述されているせいか、初心者・初学者にはわかりにくいと思われる箇所も有る。
例えば、複素関数の分野における、留数の定理に関する説明などは、初学者にとって、つらいものになってしまっていると、私は思う。
もし仮に、初学の読者をも念頭に置くのであれば、この定理の前提となる、ローラン展開の説明が、もう少し丁寧・詳細になされてしかるべきだと思うし、また、特異点aを中心にローラン展開した複素関数f(z)を、特異点aを囲む閉曲線に沿って一周積分した時に、なぜ1/(z-a)の係数だけが残るのかという説明も、本来で有れば、してほしいところである。
こういった部分というのは、既にわかっている方であれば、問題なく読み流してしまうところだと思うが、初学者・初心者の方にとつては、つまづく箇所に、なり得るのではないかと考える。
(なお、その後の項目において、留数の定理を応用した実数関数の積分の説明がなされているが、これについては非常に丁寧である。)
本書が対象とする上記4分野について、私自身は、本書を読み始めた時点において既習の分野もあれば、未習の分野もあった。
既習であった分野に関しては、本書の記述は、要領よく要点がまとめられているという印象を持った。
場合によっては物理学での応用例にも言及をしつつ、興味深くまとめられていると思った。
しかし、その反面において、本書によってはじめて学んだ分野に関しては、正直、よくわからず、結局は、後日に他の本で学び直すことになった。
(他の本によっては、問題なく学び通すことが出来た)
このような私自身の体験から考えても、初心者にとって、新書一冊分に圧縮された、合計4分野にもわたる要点を理解するのは、それほど簡単なことではないと考える。
しかし、逆に言うならば、それぞれの分野につき、既にある程度知っている方が読むならば、興味深く読むことも可能だと思う。
私は、この本は、物理と数学の境界領域で書かれたような要素が有ると思っている。
例えば、ベクトル解析を扱った第2章の後半部分では、電磁気学での応用例の紹介のために、それなりの記述量が使われていて、物理・数学一体型で話が進んでいくような部分さえ感じられた。
私は、それは良いのではないかと思った。
良いと思ったし、また、面白く読むことも出来た。
思うに、電磁気学を理解するためには、ベクトル解析の知識が必要であるし、また、逆に、ベクトル解析を数学で学んだのであれば、それを使って電磁気学をながめてみると、非常に面白いのではないかと思う。
長くなってしまったので、最後に、まとめをさせていただく。
本書が記載対象としている数学の4分野に関して、全く学んだことがない、という方に対しては、正直に言って、あまりお勧めが出来ない。
ただし、それぞれの分野につき、それなりに理解をしている方であれば、面白く読むことも、十分あり得るように思う。
物理学での応用事例にふれながら、具体的イメージを持って、面白く読むことも可能な本であるように思う。
紙の本
物理数学の4大テクニックである「微分方程式」、「ベクトル解析」、「複素関数」、「フーリエ解析」が実によくわります!
2020/02/09 14:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、理系の人には絶対に必要な物理数学の4大テクニックとも言われる「微分方程式」、「ベクトル解析」、「複素関数」、「フーリエ解析」が実によくわかり、確実に身に付くように編集された画期的な数理科学書です。実は、「物理数学」はなかなか難しく、苦手意識をもっている学生さんも多いのが現実です。そこで、同書では、どうやって問題を解くことができるのか、という視点で身近な事例を通して、誰にでも理解できるように丁寧に教示していきます。ページの随所に掲載されたコラムによって独学ではつまづきやすい部分も確実に理解できるようになっています。ぜひ、一度、同書をお読みください!