呪われ女子に、なっていませんか?

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呪われ女子に、なっていませんか? 本当は恐ろしい子宮系スピリチュアル。山田ノジル先生の著書。子宮系スピリチュアルに限らず、何を信じて何を信じないかは人それぞれで個人の自由だけれど、根拠のない非科学的なものを頑固に妄信して周囲の意見に耳を貸さなくなってお金も人間関係も失ってしまっては悲劇。

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wezzyで面白いなと思っていた山田ノジルさん。
冒頭はインパクト強烈な子宮系。おかしい！ありえない！と読み進めていくのですが、ちょっとディープなオーガニックとかエコ思想のページに。これ私や身近な人にも当てはまる部分あるな…と冷静に振り返られる構成になっていました。

そういうものに染まってしまう背景には「手間暇かかって不便でも、人と違うものや進んだものを選ぶ自分って偉い」という考えがあるという指摘にはうなずけるものがありました。

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「子宮系女子」というもののワケがわからなくて、理論とか、教えとか、信者がいるところとか、それが仕事として成り立っているところとかにギモンを持っていたので読んだ。
私としては、スピ界隈の人のことをもっと知りたかった。
たった２年前のことなのに、遠い昔のことのように感じる。

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めっちゃおもしろかったです。友人・知人にけっこうスピリチュアルな人がいてこの本に書いてあるようなことを(毒出しとかオーガニックとか経皮毒とか好転反応とか)言ってくる人が多くてイーッとなっていたので、読んでものすごく共感しまくりでした。オーガニック推しの人って攻撃的で怖い人が多い気が接した経験から感じるんですが、なぜなんでしょうね…とりあえず距離置きたいです。子宮系はよく知らなかったので、こんな世界があるのか！と背筋が寒くなりました…。ぜひ2冊目も発行されますように。山田ノジルさん、応援しています。

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第1章子宮系女子から第5章デトックスまでは、なるほどと思って読めたが、最後の第6章オーガニックの解説部分には、少し疑問を感じた。無農薬栽培では、植物が自分で農薬様な物質を生成するというのには眼を開かれる思いがしたが、遺伝子組換作物に関する記述には、疑問を感じた。
その一つの疑問によって、本書全体に対しても、全て絶対視せず、相対的にある程度疑問を持ちながら読むべきだと思った。