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紙の本
困った死体 (集英社文庫)
著者 浅暮三文 (著)
警視庁特殊捜査班〈サーカス〉に所属する刑事の大黒、鑑識課員の数之、監察医のアメリの3人。彼らに持ちこまれるのは「断食中の食中毒死」「停電中に感電死」「砂漠で溺死」といった...
困った死体 (集英社文庫)
困った死体
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商品説明
警視庁特殊捜査班〈サーカス〉に所属する刑事の大黒、鑑識課員の数之、監察医のアメリの3人。彼らに持ちこまれるのは「断食中の食中毒死」「停電中に感電死」「砂漠で溺死」といったありえない変死体で…。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
瘦せれば天国 | 7−75 | |
---|---|---|
ギター心中 | 77−148 | |
真夏の夜の冬 | 149−211 |
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さらりと読み流す程度の作品か。
2019/11/26 11:51
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらりと読み流す程度の作品か。あり得ない死体の原因を探るという不思議なテーマについ衝動的に手にした。とは言え、やはり気になる為、普通では読まない解説を先に読んでしまった。まず、驚いたのは解説者の「困った人の困った小説は解説に困る」という見出しだった。ムーー、これは一筋縄ではいかなそう。しかもこの解説たるや、これまで以上に難解。要は、全体を通して大きな謎が隠されていて、そのキーワードが「前田五郎」(1942年4月8日~、お笑い芸人)に有るらしいと言うことくらい。結局、何の役にも立たなかったばかりか、謎は深まるばかりでした。と言うことで期待しつつ読むと、確かに遺体は4話とも「前田五郎」で、遺体発見者は全て「森田老人」。これは全体を通じた大きな謎がと期待してしまったのだが、結論は何も無し。単に小説の形式を揃えることでの可笑しさを狙っただけらしい。しかも、3話を除くと殺害方法も謎解きも単純でそれ程面白くない。