次の人、どうぞ！

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著者のエッセイは当たり、はずれがあると思っている（失礼！）今回のは当たり！面白かった～。
訪日外国人のことをインバウンドさんということも、
異性愛のことをヘテロセクシャルということも初めて知ったよ。

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初読み作家さん。
エッセイといえば、林真理子か角田光代か…って感じだったけど、面白かった。
同世代なので共感できるし、感性も似てる！
他のも読んでみようっと。

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さっと読めて、センスが良くて、そこはかとなく品があって、でも刺さるものを読みたい、そんな時に酒井順子さんはぴったり。お正月明け、まだちょっと重いものはしんどいかな、というタイミングで手に取る。
世相を読み解く視点の鋭さ、とかとか巷間言われていることは勿論なのだが、今回改めて気づいたのは、型のブレなさということ。彼女の文章の構成には一定の型があって、どの題材であろうと全てその型の中で処理されていく感じがある。更に一文一文のフレーズも定型を踏まえており、こう言ってよければ製造工程が洗練されている！
敵を作らない、ということについても分析しているのだが、彼女自身が絶対に敵を作らないタイプ。それは、半歩踏み込んで分析しているけれどそれ以上は踏み込まずに止めているってことでもある。
でも、若い頃からずっと読んできた同世代として、これからもずっと酒井さんの文章を読んで一緒に老いていきたい、と思うのでした。(最後ちょっと真似してみた^_^)

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『週刊現代』に連載されていたものを書籍化した作品。
50本のエッセイが収録されています。

若い女性向けの雑誌『アンアン』ヤフーニュースで話題になった時だけはその記事を読むものの一度も購入した事がない私は、その中身が今やこんな過激になっていた事にビックリ！

また「理想の死に方」と言われた85歳で逝去された野村沙知代さんを語ったり、男性アイドルの高齢化から皇室、最近たびたび耳にする「パパ活」「ママ活」まで様々なネタを歯に衣着せぬ勢いでキレキレにぶったぎっていました。

世相にうといので色々な事が知れて面白く読めた1冊。

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　鳥取は鳥取砂丘コナン空港、島根は出雲縁結び空港。人生50年（大正天皇享年47、明治天皇59）から人生100年（昭和天皇87、平成天皇？）。酒井順子「次の人、どうぞ！」、2019.1発行、週刊現代連載のエッセイをまとめた本の13冊目。①性への意欲は女高男低、女性主導セックスの時代。一方で添い寝フレンドのことをソフレと言う。殆ど民泊的行為。キスフレもいるとか。セックスレス不倫もあるとか。わけわからずｗ。②高齢者に必要なのは、情報収集能力と行動力、それにコミュニケーション能力。これらが老老格差を生む。