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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/04/25
- 出版社: 堀之内出版
- サイズ:18cm/139p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909237-39-2
紙の本
楽園をめぐる闘い 災害資本主義者に立ち向かうプエルトリコ
プエルトピア人の侵略、外からの実験…。カナダ出身のジャーナリストが、プエルトリコにおきた危機、それに対する闘い、「プエルトリコはどのようにダメージを受け、それに抵抗をして...
楽園をめぐる闘い 災害資本主義者に立ち向かうプエルトリコ
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商品説明
プエルトピア人の侵略、外からの実験…。カナダ出身のジャーナリストが、プエルトリコにおきた危機、それに対する闘い、「プエルトリコはどのようにダメージを受け、それに抵抗をしているのか」を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
「これはプエルトリコで今まさに繰り広げられている典型的な「ショック・ドクトリン」をめぐる時宜を得た迫真の報道である。ナオミ・クラインは、プエルトリコの金融のメルトダウン、ハリケーンによる荒廃、そしてワシントンによってアメリカ合衆国の最も重要な植民地に押しつけられた、部外者で構成される管理委員会が引き起こした新自由主義的な民営化とウォール街の欲望に対する、プエルトリコの人びとの目覚しい草の根の抵抗を記録する」。──フアン・ゴンザレス、デモクラシー・ナウ!共同代表、『帝国の収穫──米国のラティーノの歴史』の著者
「この著作において「ショック」なのは、プエルトリコの人びと(プエブロ・ボリクア)〔スペイン入植以前の先住民のことを指す言葉で、プエルトリコのプライドを強調する際に用いられる〕の強靭な精神である。彼ら彼女らが象徴し、意味し、つくりだすのは、可能性なのである。このことは読者に計り知れない希望を与えるのだ」。──シュリー・モラガ、カリフォルニア大学サンタバーバラ校英文学教授、チカーノ先住民思想・芸術実践を研究するラス・マエストラス・センター所属
「ナオミ・クラインは、ハリケーン・マリアの前にも後にも、プエルトリコがショックに次ぐショックのなかで、なにに直面してきたのかということを、そして自分たちの共同体の力強さによってプエルトリコの未来を信じ、築こうとする人びとの声を、簡潔にあきらかにする」。
──アナ・イルマ・リベラ・ラッセン、フェミニスト、人権活動家、元プエルトリコ弁護士会会長
=====
ハリケーン・マリアの瓦礫のなかで、プエルトリコ人と超富裕層の「プエルトピア人」たちは、その島をどのようにつくりかえるかをめぐる激しい闘いを争っている。ベストセラー作家でアクティヴィストのナオミ・クラインは、この活力溢れる驚くべき調査によって、ショック政治と災害資本主義の諸勢力がどのようにして「公正な復興」を目指す国民の急進的で強靭なヴィジョンを掘り崩そうとしているのかを暴露する。
「わたしたちは、わたしたちの生をめぐる闘いの最中にいるのです。ハリケーン・イルマとマリアはプエルトリコでわたしたちが直面する植民地主義とそこから生じた不平等をあきらかにし、過酷な人道的危機を引き起こしています。今わたしたちは平等性と持続可能性へと通じる道を、投資家によってではなく、共同体によって導かれる道を見つけなければならないのです。そしてこの本が注意深く偏見のない報告によって説明するように、わたしたちの共同体の活動家たちによる努力だけが、最も重要な問い、すなわちわたしたちはどのようなかたちの社会を目指したいのか、プエルトリコは誰のためにあるのか、といった問いに答えることができるのです」。──カルメン・ユリン・クルーズ、サンフアン市長
「ほかの多くの同世代人と同じように、わたしは九〇年代後半からナオミ・クラインの読者であ…【商品解説】
目次
- PAReS による序文
- 太陽光のオアシス
- プエルトピア人の侵略
- 外からの実験に悩まされ続ける島々
- 「魔法の地へようこそ」
- ショックの後のショックの後のショック・ドクトリン
- 悲観、苛立ち、絶望、そして立ち退き
- 主権の集まる島々
- 時間との競争
著者紹介
ナオミ・クライン
- 略歴
- 〈ナオミ・クライン〉1970年カナダ生まれ。ジャーナリスト、作家、活動家。シドニー平和賞受賞。著書に「ブランドなんか、いらない」「ショック・ドクトリン」など。
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