- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/02/07
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:18cm/189p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7976-8035-5
紙の本
光の量子コンピューター (インターナショナル新書)
著者 古澤明 (著)
スパコンをはるかに凌ぐ低消費電力と高速計算を両立させる量子コンピューターの実現に向けて、世界中でさまざまな方式が模索されている。光を使った独自の方式による開発の先陣に立つ...
光の量子コンピューター (インターナショナル新書)
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商品説明
スパコンをはるかに凌ぐ低消費電力と高速計算を両立させる量子コンピューターの実現に向けて、世界中でさまざまな方式が模索されている。光を使った独自の方式による開発の先陣に立つ著者が、その仕組みと理論を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
日本発、世界初となる驚異の量子コンピューターの実現が、秒読み段階に入った。
光を使った独自の方式により、量子コンピューター開発のトップを走る著者が、その仕組みと理論を徹底解説。
スーパーコンピューターをはるかに凌ぐ高速計算と低消費電力を両立させる量子コンピューターの実現へ向けて、
現在、さまざまな方式が模索されている。世界中で競争が激化する中、圧倒的な勢いを見せるのが、光を使った量子コンピューターの研究だ。
革新的な光量子コンピューターが完成する日は、もう間近に迫っている。
竹内 薫氏、推薦!
「量子コンピューター開発の真打ち! その全貌がここに」
(目次より抜粋)
第1章 量子の不可思議な現象
排熱をゼロにする/「重ね合わせ」と「粒子と波動の二重性」/対立する理論/空間を超える相関
第2章 量子コンピューターは実現不可能か
研究開発が加速する/世界的企業や研究機関がしのぎを削る/ショア博士がもたらしたインパクト/困難を極める開発
第3章 光の可能性と優位性
「量子テレポーテーション」は「テレポーテーション」ではない/不確定性原理からは逃れられない/ビームスプリッターで量子もつれを生成する/物理ビットと論理ビット/量子誤り訂正の救世主
第4章 量子テレポーテーションを制する
光の粒子性を扱う限界/カルテックというターニングポイント/光で光の位相を制御する/1998年、完全な量子テレポーテーションに成功/1杯のビールを賭けた実験
第5章 難題打開への布石
日本人だからこそできる実験/2011年、シュレーディンガーの猫状態の量子テレポーテーションに成功/重力波の観測にも貢献したスクイーズド光の開発/
市販品がなければ自前で開発/「クレイジー」なベンチャー企業の社長との共同開発
第6章 実現へのカウントダウン
時間領域多重の実現に挑む/連続量処理の強み/2次元での超大規模量子もつれ/革新的発明「ループ型光量子コンピューター」/量子コンピューターがもたらす未来社会
●プロフィール
古澤 明(ふるさわ あきら)
物理学者。1961年、埼玉県生まれ。1984年、東京大学工学部物理工学科卒業。1986年、同大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了、株式会社ニコン入社。
東京大学先端科学技術研究センター研究員、カリフォルニア工科大学客員研究員、東京大学大学院工学系研究科助教授を経て、2007年から現職。
著書に『量子テレポーテーション』『量子もつれとは何か』(共に講談社ブルーバックス)などがある。【商品解説】
光を使った独自の方式により、量子コンピューター開発のトップを走る著者が、その仕組みと理論を徹底解説。
スーパーコンピューターをはるかに凌ぐ低消費電力と高速計算を両立させる量子コンピューターの実現へ向けて、現在、さまざまな方式が模索されている。
世界中で競争が激化する中、圧倒的な勢いを見せるのが、光を使った量子コンピューターの研究だ。
革新的な光量子コンピューターが完成する日は、もう間近に迫っている。
竹内 薫氏、推薦!
(目次より抜粋)
第1章 勃興する量子コンピューター
排熱をゼロにできる量子コンピューター/「重ね合わせ」とシュレーディンガーの猫/「量子もつれ」とは何か
第2章 量子コンピューターは実現不可能か
世界中で研究開発が加速する量子コンピューター/量子コンピューターで高速計算処理を実現するには/量子コンピューターが低消費電力である理由/困難を極める量子コンピューター開発
第3章 量子コンピューターへの胎動
「量子テレポーテーション」とは何か/光を使うことの優位性/光子を使って量子もつれを生成する/「誤り訂正」とは何か/光が先駆ける量子誤り訂正
第4章 量子テレポーテーションを制する
量子テレポーテーション研究のきっかけ/光で光の位相を制御する/1998年、完全な量子テレポーテーションに成功/
キンブル教授と1杯のビールを賭けた実験/2004年、3者間の量子もつれの量子テレポーテーションネットワークに成功
第5章 光量子コンピューターへの布石
2009年、9者間量子もつれ制御に成功/2011年、シュレーディンガーの猫状態の量子テレポーテーションに成功/重力波の観測にも貢献したスクイーズド光の開発/「クレイジー」なベンチャー企業の社長との共同開発
第6章 光量子コンピューターへのカウントダウン
光量子コンピューターを実現する「時間領域多重一方向量子計算方式」/2次元での超大規模量子もつれ/2015年、量子テレポーテーションの心臓部の光チップ化/
革新的発明「ループ型光量子コンピューター」/もう視野に入っている光量子コンピューターの完成/量子コンピューターがもたらす未来社会【本の内容】
あらゆる性能面でスパコンをはるかに凌駕する量子コンピューター。光を使った全く独自の方式により量子コンピューター開発のトップを走る著者が、最先端理論を解説。実現への秒読みは始まっている。【本の内容】
著者紹介
古澤明
- 略歴
- 〈古澤明〉1961年埼玉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。同大学大学院工学系研究科教授。物理学者。著書に「量子テレポーテーション」「量子もつれとは何か」など。
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もっと光を!
2020/01/22 18:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もうもうさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読めば読むほど、この古澤明という人物が、もっと日本社会で注目されてもよいと思いました。