「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
春暁の火車洛陽を響かせり 万里の長城でんでん虫振り向いた 独りいて葉書のような稲光 春拾い冬捨ててわれ親不孝 中国北京出身の著者による日中対訳句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆日中対訳句集
春暁の火車洛陽を響かせり
董振華の作品は土地土地の風物を題材として取り入れ、そこで感応し思惟したことを書き込んでゆく。若い感性は、活気とともに多感。旅愁にとらわれることも多く、それらを逆らわず表現している。
(序より・金子兜太)
◆収録作品より
盆の月揺れ揺れ顔に顔重ね
盂兰盆节月儿晃
万头攒动脚下忙
窓叩く心しづめる山の霧
山雾轻轻叩窗扉
凡心静静慕晨晖
遠近ありし遠近に去りキリギリス
蛐蛐争鸣音
忽远又忽近【商品解説】
著者紹介
董 振華
- 略歴
- 中国北京出身、別名櫻井尚史。北京第二外国語学院アジアアフリカ学部日本語学科卒業後、中国日本友好協会に就職。中国日本友好協会理事、中国漢俳学会副秘書長等を歴任。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係修士、東京農業大学大学院農業経済学博士。平成八年慶應義塾大学留学中、金子兜太先生に師事して俳句を学び始める。平成十年「海程」同人。「海程」終刊後、後継誌「海原」同人。日本中国文化交流協会会員、現代俳句協会会員、中日詩歌比較研究会会員。俳句集『揺籃』『年軽的足跡』『出雲駅站』等。随筆『弦歌月舞』。訳書『中国的地震予報』(合訳)、『金子兜太俳句選訳』『墨魚的蛍光灯』、映画脚本、漫画等多数。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む