- 販売開始日: 2019/04/01
- 出版社: 竹書房
- レーベル: 竹書房ラブロマン文庫
- ISBN:978-4-8019-1824-5
叔母は美熟女医
著者 美野晶
ふとしたことから、大学生の貴典は女医をしている叔母の真緒と同居することになる。年上美人との生活に、密かに緊張する貴典だったが、ふだんは凛とした叔母は、自宅ではロクに家事も...
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叔母は美熟女医
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商品説明
ふとしたことから、大学生の貴典は女医をしている叔母の真緒と同居することになる。年上美人との生活に、密かに緊張する貴典だったが、ふだんは凛とした叔母は、自宅ではロクに家事もできない、残念すぎる素顔を持っていた…!
スキだらけの真緒が時おり見せる色香に昂ってしまう貴典は周囲の美女たちにまで次々に誘惑され、淫らな悦びを味わう。
妖艶な香奈子に筆下ろしされ、エキセントリックな彩佳の媚肉を開発し、ヤンチャな翔美に欲情を注ぎ込む日々。そして真緒もまた密かに貴典を意識しはじめ、ついに二人は禁断の一線を越えて―!? 俊英が描く美人すぎる叔母との誘惑同棲ロマン!
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安定路線に多彩なキャラとそのギャップ
2020/02/02 19:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品の基本的なテイストは従前と変わらない。安定路線と言えばそれまでだが、美野作品を数多く読み込んでいるとそろそろ新機軸も欲するところかもしれない。それでも、例えば初見であれば淫猥度の高さと甘い恋物語とが内包された作品である。
【真緒】叔母の女医 :凛としていながら私生活はだらしない33歳
【香奈子】弁護士 :ほんわかしていながら肉欲には奔放な35歳
【彩佳】プログラマー:少女のような容姿と毒気のある言動の25歳
【翔美】ヤンキー :喧嘩っ早い荒々しさと可憐さが同居の18歳
父親の再婚と大学から近いという理由で、叔母である真緒の自宅へ(押し付けられるように)居候することとなった主人公。怜悧なデキる女と感じて近寄り難いとさえ思っていた真緒の本来の姿を見て驚愕し、呆れる。私生活とのギャップである。そして、本作のヒロイン達は見た目の美貌とは異なるギャップの持ち主ばかり。また、香奈子は真緒の先輩であり、その香奈子も彩佳も真緒と同じマンションの住人といったように近しい間柄の明け透けでざっくばらんなやり取りも続く。全体の雰囲気は良い。
真緒の女医だが病院の場面がちょっと出るくらいで院内の官能描写はない。それでも日勤や夜勤といった形で不在の時間ができることから主人公とサブヒロイン達との逢瀬が可能にもなっている。そして、恋物語として真緒はメインヒロインだが、官能的には後回しにされる、竹書房ラブロマン文庫ではよく見られる扱いである。叔母と甥の恋心の発露から背徳への憂い、戸惑いを経て、それを乗り越えて結ばれるまでを一通り盛り込んでいるため、その間に奔放なサブヒロイン達が次々と主人公との関係を結んでいく展開だからである。さらには、以前の美野作品だったら終盤にたっぷり設けられていたメインとの場面も今回は少なめに感じた物足りなさもある。最終盤がお尻責めというのも好みが分かれるところであろう。
まぁ、それでも奥手の生真面目で悶々としていたところをサブヒロイン達から背中を押される形で念願は成就されており、実はかなりの甘えん坊で嫉妬深い、独占欲の強い一面があることも描かれた真緒である。要するに、それらを可愛らしいと受け止められれば魅力的だが、ややもすると少々面倒臭い人とも言える。同様に主人公もまた翔美から励まされる形で真緒への想いと覚悟を明確にすることから、気後れしていた2人がサブヒロイン達の後押しで結ばれるというラヴコメの王道は踏襲されていると言えよう。ラノベ官能とも呼べる美野作品の安定路線たる所以である。