ビジネスPython超入門

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なんとなく将来性がありそうなプログラミング言語Pythonについての本。
日経SYSTEMSが2018年10月に実施した「プログラミング言語利用実態調査」でも、「今後、スキルを磨きたいと思う言語」の第1位に輝いたそう。
ただ、この本を読んでもあまり実践には生かせないんじゃないかなとは思った。あくまで触りだけ解説しているという感じ。
Pythonには、while構文のelse文というのがあるそうだけど、この本を読んでもなんでそんなものがあるのかよく分からなかった。調べてみると、break文が実行されると処理をしないらしい。それぐらいはこの本にも書いておいてほしいなと思った。
第7章はWebスクレイピングについての実践的な内容になってはいたのだけど、まさかの正規表現での取得だけが紹介されていて驚いた。もう少し便利なライブラリがあると思うのだけど……。
それと、第8章では機械学習について書かれてあったのだけど、教師学習の説明の後に、「人間が学習する際、先生から「正解」を教わってそれを覚えていくプロセスと似ていますね」と書いてあって、ちょっとだけ違和感を覚えた。人間の学習は、そんな何度も似たようなことの正解を教えられて学習するというものではないと思うのだけど。もちろん、間違ったら間違っているということ教師から教わるかもしれないけど、人の学習はもっと論理的なものじゃないかと思う。

最後に、本の内容と関係ないけど、ほぼどのページを開いて机の上においても勝手にページが閉じないようになっていてすごいと思った。どのページを開いてもまっすぐ開く。どういう仕組みなのだろう。

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pythonの本をこれまでにも何冊か読んでいたが、formatメソッドがどうしてあのような構文になるのかこの本を見て納得できた

また、超入門とうたうだけあって初めてpythonに触れる人でもわかりやすく書かれていると思う
一冊でスクレイピングと機械学習のサンプルを動かせるのでこれらがどんなものかを把握できる

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最初からプログラミングから入る。
何が出来るか、他の言語との違いは、などについては書いてない。
プログラミングを学ぶならわかり易く出来ている。

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この１冊で完結させようとしてはいけませんが、全体像のようなものや基本概念のようなものは得やすいと思います。