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紙の本
ものがたり西洋音楽史 (岩波ジュニア新書)
著者 近藤譲 (著)
【毎日出版文化賞特別賞(第74回)】西洋音楽は、いくつもの「異質な音楽」から成り立っている。中世から20世紀まで、前後の時代とのかかわりを意識しながら、それぞれの時代の音...
ものがたり西洋音楽史 (岩波ジュニア新書)
ものがたり西洋音楽史
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商品説明
【毎日出版文化賞特別賞(第74回)】西洋音楽は、いくつもの「異質な音楽」から成り立っている。中世から20世紀まで、前後の時代とのかかわりを意識しながら、それぞれの時代の音楽様式の特徴と特質を描きだす。クラシック音楽の歴史がわかる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
神への祈りの言葉から始まった、中世の教会音楽。多声音楽が花開いた、ルネサンス期。オペラが誕生し、器楽が興隆した、バロック時代。そして「芸術としての音楽」が追究された、古典派、ロマン派、モダニズム。時代を代表する作曲家と作品、演奏法や作曲法、音楽についての考え方の変遷をたどり、西洋音楽史を俯瞰します。【商品解説】
中世から20世紀まで、時代を代表する作曲家や作品などをたどり、西洋音楽史の大きな流れを俯瞰します。【本の内容】
目次
- 序章 物語のはじまり
- 第一章 音楽は聖句の乗りもの−中世(五世紀後期〜一四世紀)
- (一)神への祈りの言葉:単旋聖歌(グレゴリオ聖歌)/(二)音楽を書き記す:聖歌の伝承と楽譜/(三)音楽をめぐる理論/(四)伝統の尊重と拡張/(五)教会の外で/(六)中世の黄昏:社会の危機と典雅な音楽
- 第二章 言葉を収める音の伽藍−ルネサンス(一五世紀〜一六世紀)
- (一)美しい音の建築物/(二)印刷楽譜の登場/(三)宗教改革と音楽/(四)言葉と音楽の新たな関係:マドリガーレ/(五)楽器の音楽
- 第三章 音楽の劇場−バロック(一七世紀〜一八世紀前期)
- (一)新しい音楽/(二)オペラの誕生/(三)楽器の解放/(四)イタリアからアルプスを越えて/(五)イタリア・オペラ、その後/(六)器楽の興隆/(七)諸国のバロック
- 第四章 芸術としての音楽−古典派、ロマン派、モダニズム(一八世紀後期〜二〇世紀)
- (Ⅰ)古典派(一八世紀後期)
- (一)バロックから古典派へ/(二)後の時代に手本とされたもの:古典派の器楽形式/(三)オペラの乱/(四)古典派からロマン派へ
著者紹介
近藤譲
- 略歴
- 〈近藤譲〉1947年東京生まれ。昭和音楽大学教授、お茶の水女子大学名誉教授、アメリカ芸術・文学アカデミー海外名誉会員。専門は作曲、音楽学。著書に「線の音楽」「聴く人」など。
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歴史を知れば、より深くクラシック音楽を楽しめる
2019/03/27 10:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジュニア新書だから主に10代が対象なのだろうけれど、内容がけっこう濃い。近藤譲氏がよく使う言葉や思考回路がここでもはっきり読み取れる。一応ジュニア向けだから読み易さを重視して平易に書かれているのは確か。中世から1970年代までの通史。ちゃんと索引もついている。1行のために何冊も専門書を調べなければならないような緻密なご作業を積み重ね、完成されたとか。近藤譲といえば、『線の音楽』(アルテス)は積ん読して数年たつが、この新書を読了したあかつきには再びトライしよう。