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商品説明
80代の親と50代のひきこもり。ともに高齢化する親子の行き着く先には、親の死体と一時を生きる子供たちがいた−。急増する「8050問題」の実態に迫るノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
現代日本の緊急課題「8050問題」に迫るノンフィクション。
80代の親と、引きこもり50代の子供の世帯が急増中!
親が死んでも何もできず死体遺棄で逮捕というケースも!
著者の引きこもり支援活動を通じて見えてくるものとは?
●母と娘が孤立の末に餓死
札幌の事件が示す、現代の引きこもりが行きつく先
●親が亡くなり、電気とガスが止まり……、
息子は死体遺棄で逮捕、親子心中で懲役刑というケースも!
●親より先に死ぬことが親孝行!?
50代の引きこもりの悲痛な本音、親の葬式は自分には無理
●50代でも救いの手があれば変わることができるのか
著者の引きこもり支援活動の現場で見えた小さな光明【本の内容】
著者紹介
山田 孝明
- 略歴
- 〈山田孝明〉1953年名古屋生まれ。40代・50代ひきこもり家庭支援組織「市民の会エスポワール京都」主宰。著書に「笑いと悲しみと共に生きたい」など。
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紙の本
ひきこもり家族の支援をする著者が語るひきこもり問題
2019/05/03 16:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
衝撃のタイトルに思わず本書を手に取った。
内閣府が公表するひきこもりの数52万人とは、40歳以上を含まない数であり、それは子ども・若者育成支援推進法の対象が39歳までということが関係しているらしい。
そこで問題となってくる8050問題などについて、本書では著者の体験をもとに書かれていてこの問題が待ったなしだということが伝わってくる。
ひきこもりを体験した人の自立は就労と考えがちだが、著者は自分自身を語る言葉をもつことだという。家族にも誰にも自分の苦悩を語れずに、いっぱいいっぱいになって1人暗闇で生きている人たちを思うと胸が苦しくなった。
家族の問題としてしまうにはあまりにも重い問題であり、多くの人の支えやそれぞれの人に合った居場所の支援が必要だと感じた。