- 販売開始日: 2019/04/05
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-529708-4
戦争前夜―魯迅、蒋介石の愛した日本―
著者 タン・ロミ
明治から大正昭和。時代は再び混沌に。陰謀、裏切り、暗殺、中傷、純愛、恋の逃避行、政略結婚、死。そして日中の結び目は、ぷつんと切れた――。舞台は東京から、北京、上海へ。中国...
戦争前夜―魯迅、蒋介石の愛した日本―
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商品説明
明治から大正昭和。時代は再び混沌に。陰謀、裏切り、暗殺、中傷、純愛、恋の逃避行、政略結婚、死。そして日中の結び目は、ぷつんと切れた――。舞台は東京から、北京、上海へ。中国革命に炎を燃やす男達と支えた日本人の希望と挫折の物語。現代史で避けられていた時代に鋭く光を当て《日中百年の群像》を描く!
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自分の国も、変えていけるという自信をもって国に帰ったであろうと思う。
2022/03/19 10:12
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
魯迅と蒋介石という戦前世界の有名な中国人の二人を組み合わせたのがこの作品の妙だと思う。どちらも戦前日本の学校、軍隊という特徴的な世界に留学した人物。さぞかし大きな影響を受けたのでしょう。自分の国も、変えていけるという自信をもって国に帰ったであろうと思う。
心に残るのは『中国人に最も欠けているのは「誠」と「愛」である』という言葉。
私が思うに、この二つの言葉は持ち合わせていない人ほど使いたがりますし、大声で言いますねえ。